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赤こんリポート

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滋賀県近江八幡市

■産前産後の子育てを応援出張専門「和心助産院」
松村美沙枝リポーター
市内で助産師として活動中の、和心(わこ)助産院の松本奈津美さん。自身の産後「思うようにうまくいかない」と葛藤した経験を生かし、新生児訪問や産後ケア、抱っこ講座など産前産後の悩みに寄り添っています。松本さんは、お産ができる場所や、昔から大切に伝えられてきた子育ての知恵、工夫の継承が最近途切れてきていることに危機感を感じているそう。「少子化解消のためにもまずは産む場所、そして安心して子育てができるよう、まち全体がいろんな形でサポートする環境を整えられたら」と話していました。

■小学生が「五色百人一首」に挑戦
馬場利男リポーター
新春の1月13日、小学生を対象に、青・黄・ピンク・緑・オレンジの五色に色分けされ、一試合20枚ずつの札で競う「五色百人一首」大会が、近江八幡市和装礼法こども教室実行委員会主催で行われました。同教室講師の白木久美さんやスタッフに、男子は袴(はかま)姿、女子は着物姿に着付けてもらい、子どもたちは普段着なれない和服姿で競技に挑戦しました。低学年と高学年に分かれて、対戦相手を交代しながら繰り広げられた札の争奪戦。子どもたちは、読み上げられる上の句に耳をすまし、下の句の札を食い入るように見つめて真剣勝負に挑んでいました。決勝戦の結果、八幡小5年生の福井小都さんが優勝。福井さんは「たくさん取れて楽しかった」と話していました。優勝、準優勝、3位、4位には賞状とメダルが贈られました。

■旧市街地の歴史を大切に自分たちの世代にできることを
渥美勉リポーター
あったかコミュニケーション旧市街地はこの10年で、オシャレなカフェや高級なレストラン、宿泊施設がぞくぞくとオープンしています。平成24年にオープンした仲屋(すわい)町中にある「まちや倶楽部」オーナーの宮村利典さんは、そんな地域を盛り上げてきたうちの1人。「古い街並みや八幡堀は、県外から訪れた人にとっても魅力的です。先人たちが大切に積み重ねてきたものがあるからこそですので、そういった歴史や背景も伝えていきたいと思っています」と語る宮村さん。「若い世代にも旧市街地を活用してほしい」という思いから、歴史を大切にしながらも、現代的なカフェや宿泊施設を展開しています。普段、あまり旧市街地に足を運ぶ機会がない人も、散策してみてはいかがでしょうか。

■あったかコミュニケーション
東恵子リポーター
市内で唯一の銭湯「いこい湯」は、八幡町自治会が行政から指定管理者に選定され運営しています。取り仕切るのは、自治会長の峠岡明吉さんです。いこい湯には、1日90人以上のお客さんが来るそうで、ほとんどが顔なじみ。いつも来る人が何日も来ない時は、防災会と福祉協力員が自宅を訪ね、安否を確認するそうです。防災会団長も峠岡さんで、協力員も常連さんのため、強い絆を感じます。
フェイスブックなどSNSでも情報発信しており、横浜や福井など遠方からの旅行者も訪れます。午後4時30分の営業開始前には行列ができるほど。地域の人たちの情報交換の場にもなっている、ホットな銭湯です。

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