気持ちが落ち込んだ時 これからのことを一緒に考えてみませんか?
◆誰でもかかりうるこころの病気
誰でも気持ちが沈んだり、落ち込んだりすることはあります。日々の生活の中でストレスを感じることも少なくありません。気分が落ち込んだり、ストレスを感じることは自然なことですが、このような気分やストレスが続いてしまうと、こころの調子をくずしてしまう原因にもなります。さらにこころの不調は、周囲の人に気付かれにくく、自分からも伝えづらいため、回復に時間がかかってしまうこともあります。
あなたのこころがいつもと違う感じがしたとき、ひとりで抱え込まずに家族や友人など、身近な人に相談したり、こころの相談窓口や精神科、心療内科のある病院などに、あなたの不安やつらい気持ちを伝えることが大切です。
今回は、市内でこころの病を持つ人をサポートしている、地域生活支援センター「ふらっと」を紹介します。
◆「ふらっと」ってどんなところ?
こころの病をもつ人たちが、「自分らしい生活」を実現できるように、利用者やその家族と一緒に考え、支援するセンターです。
▽支援内容
・日常生活に関する相談や就労に向けての相談に、来所や訪問、電話でお応えします。
・市町や関係機関と連携しながら、いろいろな制度やサービスを利用して、生活を支える体制づくりをお手伝いします。
・同じ悩みや体験を持つ利用者同士の交流や活動を応援します。
※相談や個別のプログラムへの参加は事前予約、申し込みが必要です。
▽利用条件
次のいずれかに該当する人
・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの人
・精神障がいにより障害年金を受給されている人
・自立支援医療(精神通院医療)を受給されている人
※上記に該当しない人は、ふらっとにご相談ください。
▽安らぐ場所を提供
「ふらっと」は、名前のとおり、「ふらっと立ち寄れ、安らぐ居場所になるように」という思いが込められています。
1日のプログラムを設けておらず、好きな時間に来て、好きな時間に帰れます。家にいると考え込んでしまう人などにサロンを利用してもらい、読書やテレビを見るなど「自分のぺース」でゆっくり過ごし、外に出てもらうきっかけにしてもらいたいです。
また、昼食会やお菓子作りなどの個別プログラムも開催しており、職員や他の利用者たちと一緒に活動もできます。
職員も利用者一人ひとりに気を配り、少しの変化に気付いたり、寄り添う気持ちを心掛けて支援しています。
[01]サロン
月~金曜日の午前10時から午後4時まで、サロンを開放しています。一人で本を読んだり、テレビを見て過ごしたり、利用者同士でそれぞれ会話などを楽しみ、ゆっくりと自分の時間を過ごすことができます。事前に登録していただくと無料で利用できます。一度ご相談ください。
[02]ヤングサロン
おおむね16歳から30歳を対象にしたサロンを月に2回実施しています。まずは「来てもらうこと」を第一に考え、安心して過ごせて、話がしやすい雰囲気を大切にしています。ゲームやスポーツ、地域散策などのイベントを通して、居心地の良い居場所作りをしています。
[03]サロンプログラム
昼食会や茶話会、卓球教室などのプログラムを開催しています。また、年に1度、利用者に大人気の日帰りレクリエーションも実施しています。一人でいると不安な人や、自分一人ではなかなか行動できない人など、職員がサポートしながら一緒に活動します。職員や他の利用者たちと交流しませんか。
◆お気軽にご相談ください
相談時間:午前10時~午後6時
・病気のこと、お金のことで悩んでいる人
・自宅にこもりがちだけど、これではいけないと思っている人
・外に出たいけど、きっかけがない人
・同年代で同じような思いをしている人の話を聞いてみたい人
・学校になじめず、友人や話し相手がいない人
問合せ:地域生活支援センターふらっと
住所:宇津呂町19-6
【電話】32-2667【FAX】32-2668【メール】ki_furatto@zc.ztv.ne.jp
問合せ:障がい福祉課
【電話】31-3711【FAX】31-3738
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