■お酒を飲んだら泳がない
飲酒量が少量であっても、本来もっている泳力や注意力が低下し、いつもより大胆な行動を行い、思わぬ危険を生むことがあります。
■子どもから目を離さない
子どもは危険が近づいていても察知する事ができません。思いがけない小さな波でも足をすくわれ、溺れることがありますので常に目を離さないよう近くで見守りましょう。
■沖に向かって風が吹いているときは、浮き具の使用は控える
浮き輪やフロート遊具などの浮き具は、風で沖に流される事故や、風で流された浮き具を追いかけて溺れるといった事故が多く発生しています。また、浮き具があっても、安易に足の届かない深い場所には行かないようにしましょう。
■ライフジャケットを着用する
溺れる危険性を少なくできます。
また、いざという時、救助用具としても活躍します。
■波が高い場合は、海に近づかない
波の高さは一定ではありません。波長の関係で1,000回に1回2倍の高さの波が発生するといわれています。波があるときは、遊泳を中止し波打ち際でも遊ばないようにしましょう。
■遊泳禁止区域や海水浴場以外では絶対に泳がないで!
~管理された海水浴場は、「海に潜む危険」による事故のリスクを低減できます~
離岸流:岸から沖に向かって流れる強い流れで、逆らって泳ぐことは出来ないうえ見た目では分かりにくい特性があります。離岸流が原因の事故は、毎年全国で発生しており、特に注意が必要です。
急な深み:急な深みでは、足をとられ海水を誤嚥するなどして溺れる危険性があります。
潮汐:干満差の大きい熊本の海では、時間帯によって速い潮流が発生するため流される危険性があります。
危険生物:熊本の海にも、猛毒を持つヒョウモンダコやアカエイ、サメなどの危険生物が潜んでます。
船舶との接触:単なる接触だけでなく、プロペラによる受傷事故の危険性があります。
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