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話題をおって

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熊本県人吉市

■復興とにぎわい願いイベント多彩
・人吉温泉まつり
中心市街地の活性化やにぎわいの創出を目的に、11月12日に紺屋町・九日町一帯で「人吉温泉まつり」が開催されました。会場には飲食や射的などの出店が並んで久しぶりのお祭りムードに。「人吉よさこい祭り」が同時開催され、九州各地から集まったよさこいチームが元気いっぱいの演舞を披露しました。
夜にはふるさと歴史の広場で「人吉スカイランタンフェスティバル」が開かれ、色とりどりの約600個のランタンが夜空を埋め尽くしました。

■郷土の偉人に思いを寄せて
・第77回犬童球渓(きゅうけい)顕彰音楽祭
「故郷の廃家」や「旅愁(りょしゅう)」をはじめ、人吉球磨の小学校の校歌を含む360曲余りを作詞作曲した犬童球渓氏。その偉業を継承するため、犬童球渓顕彰音楽祭を11月9日に開催しました。球渓氏の銅像前で碑前祭を行った後、スポーツパレスで4年ぶりに学校発表会を開催。全員で故郷の廃家を合唱し、順番にステージに立ちました。
人吉西小6年の永田渓一郎君は「少し緊張したけれど、きれいな声で歌えてよかった」と笑顔で話し、他校の発表に熱心に耳を傾けていました。

■先輩から後輩へ応援メッセージ
・人吉高創立100周年記念事業
創立100周年を迎えた人吉高で、11月10日に記念式典とホームカミングデーが開催されました。ホームカミングデーは同高の魅力を多くの人に知ってほしいと創立記念事業実行委員会が企画したもので、同高出身で俳優の中原丈雄(たけお)さん、TKUアナウンサーの恒松聡美さん、タレントの高村公平さんのトークショーが行われました。
先輩たちからの熱いメッセージを受け取った同高2年の日當茉耶(ひあてまや)さんは「高校生のうちにできることを何事も全力で取り組みたい」と話していました。

■ありがとうモゾカタウン!
・モゾカタウンひとよし駅前営業終了
人吉駅前の仮設商店街「モゾカタウンひとよし駅前」で、11月3日にクロージングセレモニーと閉店大感謝祭を開催しました。同商店街は豪雨災害で被災した事業者の営業の継続と再建を支援するため、令和3年2月にオープン。11月末で営業を終了しました。
振る舞いなどがあり、行列ができる店も。モゾカタウン会長で「馬場醤油店」代表の馬場貞至(さだゆき)さんは「仮設商店街での営業は被災事業者にとって希望となり光となった」と振り返りました。

■鍛冶屋町通りに妖怪現る!
・どうする妖怪祭り~行くか行かないか?~
人吉球磨に残る妖怪文化を生かし、地域活性化につなげようと鍛冶屋町通りの街並み保存と活性化を計る会が主催する「どうする妖怪祭り〜行くか行かないか?〜」が、11月18日に同町通り一帯で開催されました。
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公を中心とする「鬼太郎ファミリー」に扮(ふん)し、会場を盛り上げた市内在住のグループは「驚いてもらったり、喜んでもらったり、写真を撮ってもらったりと、とても楽しい時間だった。また機会があれば参加したい」と話していました。

■鉄道の魅力いっぱいの一日
・秋のくまてつまつりin人吉駅
湯前線開通100周年を記念し、人吉駅で10月29日に「秋のくまてつまつり」が開催されました。レールサイクルや保守用のアルミカートで線路を走る乗車体験をはじめ、ホームでは九州ローカル鉄道のグッズ販売、歌やダンス、くまモンショーなどのステージがあり、家族連れや鉄道ファンでにぎわいました。
「人吉駅前マルシェ」も同時開催され、駅前広場には飲食や雑貨などの出店がずらり。子どもたちは鉄道模型の運転体験やジオラマづくり体験に夢中になっていました。

■歴史と文化をつなぎ未来へ
・青井の杜(もり)国宝記念館開館式
青井阿蘇神社国宝指定10周年記念事業の一環として建設された「青井の杜国宝記念館」が全面開館し、11月10日に開館式が行われました。同記念館は世界的建築家・隈(くま)研吾さんが設計し、地域住民からの寄付や木材の提供を受け今年9月に完成。
開館式で福川義文宮司は「人吉球磨の歴史・文化をつなぎ、豊かな未来を開くよりどころとなるよう、まい進します」とあいさつ。現在、特別企画展が開催中で、隈さんがこれまで手掛けた建築の模型や神社に伝わる宝などを見ることができます。

■地域ぐるみで子どもをサポート
・令和5年度学校支援ボランティアの集い
市内小中学校での教育活動や環境整備などをサポートする学校支援ボランティアと教職員、教育関係者の親睦を図る「学校支援ボランティアの集い」を11月19日に開催しました。
初めに同ボランティアを運営する市地域学校協働本部の松本憲吾本部長が「保護者や先生だけでカバーできない部分をボランティアの皆さんに支えていただき感謝している」とあいさつ。その後、令和4〜5年度の活動を振り返り、活動の喜びや課題を語り合う交流懇談会を行いました。

■多くの人たちの来訪を願って
・球磨工高から球磨川くだりへ舟くぎ贈呈
球磨工高の機械科3年生が授業で製作した舟くぎ100本を球磨川くだり株式会社に寄贈し、11月14日に発船場で贈呈式が行われました。同高では地域貢献活動として10数年前から舟くぎの寄贈を行っています。
贈呈式では同高の尾方勇二さんが「令和2年7月の豪雨災害で多くの船が被災したことを知り、二度と災害が起きないよう思いを込めて作った。球磨川くだりが1日も早く再開し、多くの人たちが人吉球磨に訪れることを願っている」とあいさつし、舟くぎを手渡しました。

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