暮らしを支える統計調査 あなたも調査員になりませんか?

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よく耳にする「統計調査」。皆さんの家にも、一度は調査依頼が届いたことがあるのではないでしょうか。私たちの暮らしを良くするために欠かせない統計調査の役割と、その調査を支える統計調査員の仕事を紹介します。

■統計調査とは?
ある一定の集団について調査する事項を決め、その集団の性質や傾向を数値で表すことを「統計」といい、その統計を作るために行われる調査のことを「統計調査」といいます。日本では社会や経済の状態をよく知るために、統計法に基づきさまざまな統計調査が定期的に行われていて、調査で得られた結果は、随時公表されています。

■統計調査の役割とは?
統計調査で得られた結果は、国や地方公共団体が今後の施策を考え、実施するときの基礎資料や判断材料として活用されています。また、教育や学術研究への利用、民間企業の経営方針の決定の資料など各分野で幅広く活用されていて、私たちの暮らしをより良くするための方向性を決める基礎として、重要な役割を果たしています。

■統計調査員とは?
調査対象の世帯や事業所などを訪問し、調査の説明や依頼、調査票の回収や点検を行うなど、調査現場の第一線で活躍するのが「統計調査員」です。調査が実施されるたびに、国や県が非常勤の公務員として任命しています。

■統計調査員の実情
人口減少と高齢化に伴い、全国的に調査員の担い手が少なくなっています。全国平均に比べて高齢化率が高い人吉市ではその課題はさらに深刻で、今後の統計調査の円滑な実施や正確なデータの収集が難しくなる可能性があります。

■調査員に聞きました
・東　咲希(さき)さん
平成25年から統計調査員として調査業務に従事。国勢調査や経済センサス、住宅・土地統計調査などの調査を担当している。

◇調査員になったきっかけは?
職場の同僚が調査員をしていたのがきっかけです。また日頃はデスクワークが中心の仕事をしているので、運動するきっかけになればと思い始めました。

◇調査員としてのやりがいは?
調査でないと出会うことができないような人たちと関わることで人脈が広がり、さまざまな分野の知識が付くので視野が広がり楽しいです。今後の日本の政策にも影響する重要な仕事ということもモチベーションにつながっています。

◇調査をするときに心掛けていることは?
調査をお願いする人に信頼してもらうために、言葉遣いや身だしなみに気を付けています。相手の年齢や職業に合わせた言葉遣いをするといったコミュニケーション方法にも心掛けています。

◇調査員になることを考えている人に一言お願いします。
年齢を問わず、本業をしながら空いた時間を使って活動でき、ちょっとした運動にもなる仕事です。ぜひ調査員として一緒に活動しましょう。

■令和7年農林業センサス調査員を募集しています!
令和7年農林業センサス(農林業の実態を明らかにする、5年ごとに実施する調査)の調査員を募集しています。調査の開始前に説明会で詳しい仕事の内容を説明しますので、経験のない人でも安心してご応募ください。ご自身の空いた時間で活動できますので、普段仕事をしている人も応募できます。
任命期間：令和7年1月上旬～3月上旬(予定)
応募要件：※次の全てに当てはまる人
・市内に住んでいて、満20歳以上である
・心身共に健全である
・統計について理解と熱意があって、責任を持って調査事務をやり遂げることができる
・人格が円満で常識があり、接遇上問題がない
・仕事の性質上、不適格な職業や経歴がない人(税務、警察、選挙事務など)
報酬額：2～6万円(調査区数、調査件数で変わります)
申込期限：8月30日(金)
申込方法：市秘書課広報統計係に電話で申し込んでください。

◇仕事の流れ
市が開催する説明会に出席し、調査の内容を理解する
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担当する調査区の範囲や調査対象を確認する
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調査対象の家や事業所を訪問し、調査の趣旨の説明や調査票への記入を依頼する
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後日訪問し、記入された調査票を回収し点検・整理する。
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調査票を市などへ提出する

■各種統計調査の調査員の登録も募集しています!
・直近に実施する統計調査
令和7年　国勢調査
令和8年　経済センサス(活動調査)

問合せ：市秘書課広報統計係
【電話】22-2111(内線3141)