■鳥獣被害対策の3本柱 其の一『環境整備』
「エサ」と「ひそみ場」があると、その場所を鳥獣が「エサ場」として学習しています。
(1)「エサ」を無くす
人にとって食べられたら腹が立つもの
・自分で育てた農作物
人にとって食べられても腹が立たないもの
・規格外品、放任した果実
・ヒコバエ、雑草・春草、残飯 など
どちらも食べさせないことが重要です!
(2)「ひそみ場」を無くす
耕作放棄地など雑草が生い茂る場所があるとそこにひそみながら集落、農地へ近づきます。そのため、以下のことが重要です。
・近づいて欲しくない場所の周りまで草刈りをする。
・柵の外側も1m以上草刈りをする。
・隠れることができない→心理的に嫌がる。
鳥獣は山に餌の少なくなる冬に人里へ降りてくることが多くなります。そして冬にエサ場と認識されると翌年の春~秋も被害を受けます。つまり、冬場、野生鳥獣に「田畑はエサ場」と学習させないことが大切です!
次回は鳥獣被害対策其の二『追い払う・柵で守る』です。
問合せ:農政課 林務整備係
【電話】0967-67-2706
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