町内小中学校の様子をお知らせするため、定期的に掲載を行っています。
■菊水小学校
○ロービジョンフットサル体験人権教室
4年生の子どもたちがロービジョンフットサルの体験をしました。玉名人権擁護委員協議会の皆さまのご支援のもと、ロービジョンフットサル日本代表を応援する会の皆様にご指導いただきました。子どもたちは視野の異なるゴーグルをつけ、ロービジョンの方の感覚を体験し、思いやりの心や互いを尊重することの大切さについて学ぶことができました。
体験後、熊本出身の車いす陸上中尾有沙選手の講演会を聴いたときに紹介していただいた、パラリンピックの創設者である医師ルートヴィヒ・グットマン博士の次の言葉を思い出しました。
『失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。』
博士の言葉やロービジョンフットサルの体験から、今できることに精一杯取り組むことの大切さも教えていただいたように感じました。
・ロービジョンフットサルとは
視覚障がい者(弱視者)が残された視力・視野を駆使してプレーするフットサルです。ルールはフットサルとほぼ同じで、選手は弱視状態のままプレーします。
日本代表チームは、2015年に開催された世界大会で歴史的な1勝をあげ、現在もさらなる強化を目指して活動されています。
■三加和小学校
○大好き縦割り班活動 笑顔輝く三加和っ子
体育委員会の呼びかけで朝、縦割り班活動が行われています。ドッジボール、長縄など上級生がリーダーシップを発揮し、班員が協力して活動を楽しんでいます。三加和小学校は3つの学校が統合して丸10年になります。約70%の児童がバス通学となり、一緒に歩いて学校に来たり、地域で遊んだりする機会が減っている現状です。だからこそ縦割り班で遊んだり、掃除をしたりすることは、他学年の児童とふれあい、互いを知ることができる貴重な時間です。持久走大会前は、朝マラソンも縦割り班ごとに競走しながら練習をしました。六年生の真剣な走りは下級生のよい手本となりました。時には先生方も一緒に体力づくり。朝のすがすがしい空気の中で、子どもたちの笑顔が輝くひとときです。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>