■SDGs未来都市『山都町がつくる持続可能な世界』
◇大造り物を解体し、資源を有効活用しました!
昨年度に引き続き、今年度もSDGsの観点から大造り物解体時に排出される部材を資源として再活用する取り組みを行いました。今回解体したのは、役場が昨年度製作した「チョッパー」で、部材ごとに分別して解体し、角材、竹、杉の葉、シュロの皮、松ぼっくりなどの可燃物は、阿蘇森林組合の協力により、同組合が木材乾燥用に利用する木くず焚きボイラーの燃料とすることで木質バイオマスエネルギーとして有効活用しました。
また、金属類等の不燃物はリサイクルや再利用を行います。
◇矢部高校生が役場の花壇に植栽を行いました!
10月18日、矢部高校食農科学科3年農業科学コースの太田夢菜さんと財津未桜さんが実習の一環として役場正面玄関前の花壇に植栽を行いました。これは、「山都町SDGsシンポジウム・マルシェ」の開催や「山都通潤橋IC」開通に向け、来町者のお出迎え用として2人の発案により実現したものです。
花の配置や装飾も生徒自らがデザインし、同校で作られたビオラや葉牡丹などがきれいに植えられました。花壇の土は山都町シニアクラブ連合会やコンポストモニターの皆さんの協力を得てできた堆肥を利用しました。お近くにお越しの際は、是非、きれいになった花壇をご覧ください。
◇私のSDGsを紹介します!「尾上建設×SDGs」
我々、株式会社尾上建設は創業以来63年、特定建設業として「土木事業」「建築事業」「石橋事業」の3分野において強みを活かした事業展開を行うほか、「地域に必要な企業」であり続けるために事業特性を活かした社会貢献活動に取り組んでいます。SDGsは地球全体の大きな開発目標ですが、当社としてできることから貢献していければという想いから、まだ“SDGs”という言葉もあまり知られていない令和元年2月に社報で当社の開発目標を掲載し、玄関前には看板も設置しました。いち早くSDGsに共感し取り組みを始めたことで、令和3年8月には“熊本県SDGs登録制度”における“第1期登録事業者”として登録できました。具体的な取り組みとしては、各地の石橋等の石造文化遺産の修復や矢部高校での石橋講座の実施、間伐材等を利用した薪ストーブの設置(灯油使用量は設置前と比較して1/10に!)、事務所屋根への太陽光発電の設置、ハイブリッド車の導入、地域清掃活動、女性社員も働きやすい職場環境の整備などを行っています。これからも地域の「安全」「安心」「暮らしやすさ」、そして「歴史」を確かな技術力で守り続けて参ります。
SDGsの取り組みを募集中です!取材にご協力いただける方は、問合せ先までご連絡ください。
★11月3日に開催しました「山都町SDGsシンポジウム・マルシェ」については来月号に掲載します。
問合:山の都創造課
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