■SDGs未来都市『山都町がつくる持続可能な世界』
◇通潤橋型オリジナル積み木の贈呈を行いました!
町では、SDGsの普及啓発を目的として、通潤橋をモチーフにしたオリジナル積み木を製作しました。
これは、町内のデザイナー「みずたまデザイン株式会社」に製作を委託し、「御所工芸館」の沼田文男さんがひとつひとつ手作業で作られたものです。
積み木で遊ぶことで石造りアーチ橋の仕組みがわかると同時に、17の目標に合わせた色も塗られており、SDGsに触れるきっかけとなるよう考えられています。
12月13日には、「山都みらい保育園」において積み木の贈呈式を行い、町長から積み木を受け取った園児の皆さんから「みんなで大切に使います。」というお礼の言葉と合唱のお返しをいただきました。
積み木は町内全ての保育園、小中学校、矢部高校に贈呈し、町内の子ども達みんなに触れていただく予定です。
◇私のSDGsを紹介します!「やました牧場×SDGs」
私達「株式会社やました牧場」は、郷野原大矢地区で牛の交雑種(F1)を約350頭肥育しています。
父の代から肉用牛の肥育を始め、事業承継と同時に法人化を行い、私が事業主になって4年が経ちました。今は妻と2人で経営を行っています。
当牧場は、令和4年4月に「JGAP家畜・畜産物認証」を受けています。これは、農業生産活動の持続性を確保するため、食品安全、家畜衛生、環境保全、労働安全、アニマルウェルフェア(動物福祉)に関する点検項目を定め、これらの実施、記録、点検、評価といった見える化を行い、生産工程の管理や改善を行う取組みのことです。県内でも「JGAP」認証を受けている牧場は数件しかありません。
また、「JGAP」は「SDGs」と共通点が多く、自分達でやれることからひとつずつ出来るのではないかと思い、令和4年9月に「熊本県SDGs登録事業者」となりました。
当牧場では肉用牛の肥育のほか、牧場から出た牛糞を全て堆肥化しており、販売や配達も行っています。地域貢献のため安価での販売も心掛けています。地元に販売した堆肥で野菜が出来る、こういった循環もSDGsに繋がるものだと思います。この堆肥化についても父の代から勉強を行い、お陰様で品評会等において表彰もいただいております。
これからも、持続可能な農業経営に取り組み、安心・安全な牛肉の生産を続けて参ります!
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