■[シリーズ糖尿病]血糖コントロールのための食事のポイント
糖尿病予備群あるいは糖尿病治療中の人も、食事療法に取り組むことが重要です。そこで今月号は「血糖値を急激に上げない」食事のポイントについてのお話です。
1.朝食を食べる
インスリンの出方を良くするために起きてなるべく早く食べる事が大切です。朝食を摂らなかったら血糖値を上げるホルモンが出続けます。1日の食事配分を朝食30% 昼食30%、夕食40%で食べると血糖値に見合った分のインスリンが出されます。
2.食事の時間は長いほうが良い
早食いは、血糖値が急激に上がります。
20分以上かけてゆっくり食べると肝臓で糖質(ブドウ糖)とインスリンが出会うタイミングが一致してエネルギーとして利用されます。
3.緑の濃い野菜、海藻、きのこの水溶性食物繊維を食べる
野菜を先に食べると、野菜と糖質がくっつき、糖質は遅れて肝臓に運ばれます。野菜を食べておくと血糖値が急激に上がりません。
※糖尿病治療中の方は、治療内容により食事のポイントがあてはまらない場合がありますので医療機関にご相談ください。
☆インスリンとは…
膵臓から分泌されるホルモンで血糖値を下げる働きがあります。
問合:健康ほけん課
【電話】72-1295
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