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自治体の皆さまへ

令和5年度子ども議会(2)

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熊本県山都町

■清和中学校 2年 木野 隼 議員
[質問]▽山都町の議員について
「住み続けられるまちづくり」の観点から山都町議会議員の立候補者を増加する方法について提案します。
議員半減や反問権導入などの対策を取られてはどうでしょうか。半減することで議員一人当たりの報酬増加を行うことができます。反問権は回数に条件を設け、議員側が不利な立場にならないようにすることで質の高い議会を行うことができると考えます
[答弁]議会事務局長
議員定数の半減については、慎重な対応が求められます。多様な民意を反映するためには、一定の議員数が不可欠です。住民の意思を十分に反映し、民主的な議論を進める上で、議員数を半減にすることが、どのような影響を与えるかを考える必要があります。
次に反問権については、質問と答弁がかみ合わないことを防ぎ、議論を活性化させる効果がある反面、使い方次第では「行政監視機能」を損ないかねないという指摘もあります。
今のところ反問権導入の動きはありません。

■清和中学校 2年 佐藤 晴 議員
[質問]▽野菜のネットを活用した販売について
「山の都のやおやさん」という通信販売がありますが、認知度が低いと思います。有機野菜を市内で販売したり、バザーに参加して、そこでPRすると農業関係者以外の方にも知っていただけると考えます。また、自由に参加できる講話を実施するのはどうでしょうか。販売と講話を行うことで有機野菜の魅力を知り、興味を持つ人が増えると考えます。
[答弁]農林振興課長
「山の都のやおやさん」は令和3年度にオープンしました。認知度向上の方策として、送料無料キャンペーンや半額キャンペーンを実施しながら、令和4年度にサイトのリニューアルやインスタグラムの開設等を実施し、認知度向上に取り組んできました。
また、熊本市のTSUTAYA三年坂店等での物産展の開催、全国特産品エキスポへの出展等をとおして、サイトのPR実施しております。今後、サイトを継続運用するかも含め、効果検証するなかで議員の提案も参考とさせていただきたいと思います。

■清和中学校 1年 渡邊 颯人 議員
[質問]▽空き家問題について
空き家活用について3つ提案します。
1つ目は一軒家の宿屋を作ることです。旅行客が家での過ごし方で滞在でき、リラックスできると考えます。2つ目は土地の売買ができるシステム作りです。土地を無駄なく使えると考えます。3つ目は借家にして検索できるようにすることです。内装やインターネット環境を整え、借家を検索できると移住希望者も増えると思います。
[答弁]山の都創造課長
町内に存在する空き家の有効活用を通して、移住定住の促進による地域活性化を図るために「空き家バンク制度」を実施しています。
現在、補助要件を満たしている方のみ使用できる改修補助金を準備しておりますが、今後は、町が住宅を整備、管理運営する「サブリース」の方法がとれないか検討中です。
ご提案いただいた、土地売買ができるシステムを作ることは、現在の空き家バンク制度に「空き地バンク」を加え、運用することを今後検討していきたいと思います。

■清和中学校 1年 甲斐 将生 議員
[質問]▽地域活性化への町おこしについて
山都町活性化の観点から施設設置の提案をします。1つ目は自然の中でサウナ体験をしたり、山都町産の料理を食べることができる、サウナを中心とした入浴施設です。2つ目はボウリング場やゲームセンターのような遊べる施設です。建設費は多額になると思うが「行ってみたい、住んでみたい、働きたい」と思う人が増えると考えます。
[答弁]企画政策課長
提案のあった遊技場を町が作るには色々な規制があり非常に難しいと考えます。サウナを中心とした入浴施設については、今後の参考にさせていただきます。人口減少に歯止めをかけるため、若者から注目されるものについては、高速道路も開通し、交通アクセスが良くなることから、観光客の増加に対応するような施設やイベントが必要になると考えます。
人口減少をいかにして食い止めることができるのか、町民の皆さまと意識を共有しながら進めていきたいと思います。

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