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自治体の皆さまへ

人輝く 人権尊重の都市(まち) やまが「人権啓発便り」第44号

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熊本県山鹿市

■ご存じですか、こども食堂「百華(ひゃっか)」
9月17日、ふれあい人権講座を鹿本市民センターで開催し、市民など約80人が参加しました。今回は山鹿に1つしかないこども食堂「百華」を8年前から続けている豊田真紀(まき)さんに話していただきました。

○運営について
ボランティアの皆さんとともに運営をしています。現在は15人がボランティア登録されていて、その中から毎回4〜6人ほど来てくれています。高校生や大学生も時々手伝いに来てくれます。こども食堂では、初めて来た人が誰に声をかけてよいのか分かるように、スタッフはお揃いのエプロンを着ています。こども食堂はボランティアの皆さんの協力で成り立っています。

○活動の様子
子ども食堂には、さまざまな人が来られます。家族みんなで来たり、子育て中のお父さんと子ども、お孫さんを連れたご年配の人、友達同士で来る子どももいます。
子ども食堂=貧困というイメージがあるようですが、そんなことはありません。食べる以外にも、コミュニケーションの場となったり、ストレス解消の場になったりもしています。それを知ってもらうために、老人会の皆さんを招待して、子どもたちとの交流の場を設けるなどの取り組みも行っています。

○人のつながりが支える子ども食堂
子ども食堂を知ってもらうために、小さな夏祭りや子ども祭り、お菓子のつかみ取り、サンマの塩焼きなどさまざまなイベントも行っています。子どもたちに喜んでもらえるようにと企業も支援してくれています。
このように人のつながりが子ども食堂を支えてくれています。

○豊田さんの願い
まだまだ支援が必要な家庭にこども食堂を知ってもらえていないと思います。そんな家庭に子ども食堂のことを知ってもらいたいと考えています。
小さな善意が重なり合って続けられている子ども食堂、子どもたちが「たくさん食べて、体も心も元気いっぱい!」になってほしいと思っています。

■第20回やまが人権フェスティバルを開催します!
市民の皆さんに人権を身近な問題として考えていただくため、第20回やまが人権フェスティバルを開催します。
この機会に人権について考えてみませんか?
日時:11月9日(土)午後1時から3時45分
場所:山鹿市民交流センター文化ホール
内容:
・ALTの先生たちとのトークセッション
・仕事の流儀〜山鹿への思いを語る〜
・日本語クラブ受講生による発表
・人権擁護委員による活動発表 など

参加無料、申し込み不要です。
参加をお待ちしています。

問合せ:人権啓発課
【電話】43-1199

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