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自治体の皆さまへ

氷川町 ゼロカーボンシティ(脱炭素)を目指して

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熊本県氷川町

10月20日、町は「氷川町ゼロカーボンシティ」を宣言しました。地球温暖化による自然災害のリスクを減らし、持続可能でこれからも住みやすい氷川町を目指すため、今からできることを一緒に取り組んでいきましょう!

■ゼロカーボンシティとは?
2050年までに、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガス排出量を「実質ゼロ」にすることを公表した地方自治体のことです。

▽実質ゼロとは?
温室効果ガスの排出を完全になくすことではなく、上の図のように二酸化炭素等の排出量と森林などによる吸収量が同じで、バランスがとれている状態のことをいいます。この状態のことを「カーボンニュートラル」ともいいます。

■なぜゼロカーボンを目指すの?
▽地球温暖化による気候変動を止めるため
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスによって地球温暖化が進んでいます。地球温暖化が進むと平均気温が高くなり、異常気象や自然災害が起きるリスクが高くなるなど環境に悪影響を及ぼします。

▽化石燃料の資源がなくなるため
これまで世界は化石燃料などを燃やして得られるエネルギーによって発展してきました。しかし、このまま化石燃料などを消費していると、将来資源がなくなると予想されています。化石燃料の使用で二酸化炭素の排出も増加します。

■地球温暖化によるさまざまな環境問題
▽海面上昇
北極圏の氷河が解け出し、海に流れ込むことで海水の量が増えます。海抜の低い地域は水没する可能性もあります。

▽台風や豪雨の増加
海水温の上昇により水蒸気の量が増加。雨雲が発生しやすく雨量も増えます。豪雨になると、洪水や土砂崩れなど大きな被害をもたらします。

▽農産物生産量の減少
気温上昇や雨量増加は、農作物の生育に大きな影響を与えます。高温で水の蒸発が激しい地域での田畑の干ばつも大きな問題となっています。

▽森林火災の発生
枯れ葉の摩擦や落雷が原因で起きた火が、激しい乾燥で水分が失われた周囲の枯れ葉や木に燃え移り、大規模な火災につながります。

■一緒にゼロカーボンへ取り組んでいきましょう!
ゼロカーボンシティを目指すためには、一人一人が今できることを実践していくことが必要です。今からできるゼロカーボンの取り組みを紹介します。普段の生活を見直し、一緒に実践していきましょう。

▽エネルギーを節約!
・電気を小まめに消して節電
・電灯をLED照明に
・冷暖房の温度設定の見直し
・水を使うとき以外は止めて節水
・近所へのおでかけは徒歩や自転車で

▽エコな買い物!
・買い物にはマイバックを持参
・家電の買い替えは省エネ型に
・車の買い替えは電気自動車やエコカーを選択肢に
・使い捨てプラスチックの削減を

▽ゴミの削減!
・食品ロスの削減
・資源ごみ分別の徹底(22分別)
・使用済み食用油は回収へ
・修理できるものは直して使う
・生ごみはコンポストや生ごみ処理機を使う

食用油の回収
現在は町民課と宮原振興局で回収しています。
来年4月からは、リサイクルの日に各地区での回収を始めます。

▽再生可能エネルギーの活用!
・太陽光パネルの導入
・太陽熱温水器やヒートポンプ電気給湯器の導入

■町の補助金制度があります
▽生ごみ処理機
購入費の1/2以内
・処理能力10kg未満…上限30,000円
・処理能力10kg以上…上限500,000円

▽生ごみコンポスト
・購入費の1/2以内…上限5,000円

▽太陽熱利用施設
自然循環型…定額25,000円
強制循環型…定額50,000円

▽太陽光利用発電施設
定額50,000円

▽エコキュート
定額50,000円

※条件など詳しくはQRコードから町ホームページをご確認ください。
本紙を参照ください

問合せ:町民課 戸籍環境係
【電話】0965-52-5851

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