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Topics まちのできごと(2)

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熊本県湯前町

■さまざまな体験で森の育て方を学ぶ 4社の社員が森林保全活動に参加
10月~11月にかけて、町内の各協定対象町有林で、くれないの森(株式会社紅中(べにちゅう))・JTの森(日本たばこ産業株式会社)・ダイダンの森(ダイダン株式会社)・JR九州商事の森(JR九州商事株式会社)森林保全活動をしました。活動には各社の社員と家族が参加。くれないの森では植林でヤマモミジの苗を植え、JTの森では保育間伐で雑木の伐採や枝打ちをしました。ダイダンの森とJR九州商事の森では植林でオビスギの苗を植えました。
植林では鍬(くわ)を使って穴を掘って一本一本ていねいに苗を植え、保育間伐では受け口の作り方などを教わったり、チェーンソーを使った伐採を体験したりしました。森での活動だけでなく、湯前木材事業協同組合・球磨プレカット株式会社の見学や焚(た)き火、バーベキューなどして、湯前町での活動を楽しみました。

■一人一人が輝き見せる 湯前中学校文化祭
11月11日、湯前中学校体育館で文化祭が開かれました。『伝奏~86人で奏でるメロディー』をスローガンとした今回。生徒会長の松本空さん(3年・田上)は「スローガンには、代々受け継がれてきた伝統芸能を始め、先輩たちが残してきた湯前中生の輝きを後世に伝えていこう、という思いが込められている。今日は私たちの輝きを見てもらいたい」とあいさつしました。
伝統芸能発表では、国・町指定の重要無形民俗文化財となっている「求麻神楽(くまかぐら)(国指定)」「浅鹿野棒踊り(町指定)」「東方組(ひがしかたぐみ)太鼓踊り(町指定)」を2・3年生が披露。各保存会の皆さんに指導をお願いし、ことしの8月から練習を重ねてきた成果を十分に発揮しました。
各学年の発表では1年生が「水俣病」、2年生が「仕事」、3年生が「進路選択」をテーマに劇を披露。制作~発表までのクラスの団結・協力が伝わってくるような発表でした。

■みんなで育てて、収穫 湯前小学校5年生が稲刈りを体験
湯前小学校5年生の稲刈り体験授業が10月30日、上里1区内の田んぼで開かれました。今回も町内の農家の皆さん(JA青壮年部・女性部)が多数参加。手刈りの指導やコンバイン操作などで体験を補助しました。
6月に植えた苗は順調に成長し、きれいに色付いた立派な稲に。児童らは横一列に並び、一斉に手刈りをスタート。黙々と刈り進めていき、あっという間に目標地点まで到達しました。コンバインの試乗では機械に次々吸い込まれていく稲を上から見下ろすような、初めての景色に興奮。試乗を希望する児童らが我先にと集まっていました。
稲刈り体験終了後、JA青壮年部湯前支部長の大谷友和さん(42・野中田1)は「みんなが大事に育ててきたお米なので、大事においしく食べてほしい」と子どもたちに話しました。

■「寄り添う」「支える」とは?麦の会が学習会で寄り添い方を学ぶ
9月16日、人吉球磨精神保健福祉ボランティア「麦の会」(地内豊子会長)が、おだやかな居場処「光」(植木)で学習会を開催。上球磨地域包括支援センターの山浦隆宏係長を講師に招き『障がいを抱えた家族の寄り添い方、支援は?』をテーマに講話を聞きました。
山浦さんが日々の仕事の中で感じていることを含めた講話では「寄り添うとは相手の気持ちに共感して支えること。無理に悩みのすべてを理解・共感しようとするのは逆効果」「不安や悩みを抱えている人には、思いに寄り添ってくれる人や、おだやかに過ごせる環境が必要」などの話があり、参加した麦の会会員の皆さんは深くうなずきながら話に耳を傾けていました。

■多くの人の協力で美しく くま川鉄道沿線除草作業
くま川鉄道沿線の除草作業を10月29日に行い、町民や町内の事業所関係者などが参加。1時間ほどの作業で、伸びきった雑草やツタをきれいに処理しました。
同除草作業は、線路の保護と周囲の景観保護のために行っていて、今回で4回目。ボランティアでの協力を呼びかけていて、毎回多くの人が参加し、汗を流しています。今回も湯前駅~新鶴羽駅間の草刈りや草むしりのほか、フェンスに絡まったツタを取ったり、湯前駅のホームに花を植えるなどしました。
作業には子どもたちも参加。それぞれできることで協力し、雑草だらけだった駅・線路周辺を美しい姿に戻しました。

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