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つなぐゆのまえ―人権のひろば―

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熊本県湯前町

■拉致問題や北朝鮮当局による人権侵害みんなの力で解決しましょう
▽北朝鮮当局拉致問題とは
1970年代~1980年代にかけて、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。同様の事件の多くは、北朝鮮当局による拉致である疑いが持たれています。現在まで17人が拉致被害者として政府に認定され、うち5人は帰国できましたが、ほかの人については今も未解決のままです。拉致の可能性は排除できない人はほかにもいます。

▽拉致問題を人権の視点で考えると
人権とは、すべての人が人間として幸せに生きていくための権利です。拉致被害者は、安心して生きることや自国に帰ること、幸せに生きていくための自己選択・自己決定権などの自由権を含めた、さまざまな権利が奪われています。拉致問題が「基本的人権を踏みにじる重大な人権侵害」と言われる理由の一つです。

▽私たちができること
政府には1821万筆を超える、拉致問題の解決を求める署名が集まっています。拉致問題の解決のためには、私たち一人一人が、拉致は決して許さない、そして一日も早くすべての拉致被害者を取り戻すという強い決意を示すことが重要です。
一日も早くすべての拉致被害者が帰国できるよう、一人一人が関心を寄せ続け、伝え合うことが、解決に向けた力強い後押しとなります。

※拉致問題は在日韓国・朝鮮人や北朝鮮の一般の国民には責任はありません。拉致問題について考えるときは、思い込みや偏見などで差別やヘイトスピーチにつながらないようにすることが必要です

地域人権教育指導員 窪田龍記(たつき)

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