~楽しみながら、運動や健康づくりに取り組める介護予防アプリ~
▽「オンライン通いの場」アプリとは?
高齢者の身体活動量や交流機会の増加を目的に、オンライン(インターネット)を活用して運動や健康づくりに取り組める、介護予防アプリです。
厚生労働省によると、「身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められています。更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている」といわれております。
そこで、自分自身で身体活動量をあげるために市では「オンライン通いの場」アプリを令和3年から導入しています。
アプリの機能は、歩きたい距離や行きたい場所を設定して、おすすめのお散歩コースを検索・登録できる「おさんぽ」や、脳トレゲームにチャレンジできる「脳を鍛えるゲーム」、仲間とオンライン交流ができる「コミュニケーション」など、健康維持に役立つコンテンツが満載です。
■「オンライン通いの場」アプリの普及活動をしています
「オンライン通いの場」アプリをより多くの高齢者に活用してもらうために、アプリ開発元の国立長寿医療研究センターや携帯電話会社、石川県立加賀高等学校の生徒、スマホアンバサダー(スマートフォンの使い方を普及する住民ボランティア)が協働し、高齢者へ普及し活用を進めています。
▽取り組み(1)通いの場アプリサポーター養成講座
地域でアプリを普及するボランティア人材を養成する講座を実施しました。
加賀高校福祉コースの学生や住民を対象に2回実施し、通いの場アプリサポーターが19人誕生しました。
▽取り組み(2)出張スマホ教室で「オンライン通いの場」アプリを紹介中
通いの場アプリサポーターが、地域おたっしゃサークルを対象に、スマホ教室を開催し、「オンライン通いの場」アプリの活用方法の普及に取り組んでいます。
〔参加者の声〕
・スマホは高齢者の中で健康の次に関心があるし、話を聞けて良かったわ
・脳トレのゲームは家でもできそうだし、やってみたい
・動画の体操もやってみたい
・万歩計代わりにもなるのでいいですね
皆さんも、楽しみながら運動や健康づくりに取り組める「オンライン通いの場」アプリ始めてみませんか?
■楽しく運動や健康づくりに取り組める6つの機能をご紹介します!
オンライン通(かよ)いの場(場)アプリ
認知症を予防して健康的な生活をおくるには、「身体活動、知的活動、社会活動」を行うことが大切です。世界保健機関(WorldHealthOrganization:WHO)の発表する認知症予防のガイドラインにおいても重要とされています。
「オンライン通いの場」アプリには、これらの活動に楽しく取り組めるさまざまな機能が備わっています。
▽おさんぽ
現在地を起点に、お散歩コースをアプリが自動で作成・提案します。
お散歩コースは自由にカスタマイズすることも可能です。
▽コミュニケーション
全国の仲間とオンライン交流ができます。日常の発見を発信したり、仲間の投稿にコメントやリアクションすることで交流を図りましょう。
▽体操動画
1,000種類超の体操動画を視聴できます。認知症予防に効果的な「コグニサイズ」も全40種類公開しています。
▽脳を鍛えるゲーム
8種類の脳トレゲームが3つの「難易度」で楽しめます。正答率100%を目指して脳トレに挑戦しましょう!
▽食事チェック
朝昼晩と間食について、食事の写真から料理名とカロリーを自動分析して、記録ができます。
▽健康チェック
毎日の歩数や獲得ポイントをグラフで確認したり、アンケートでカンタンに健康状態の判定ができます。
問合せ:高齢者こころまちセンター
【電話】0761-72-8186
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