~震災からの復興を願って~
今年で39回目となる「川北まつり」が8月3日に開催され、町内外からの観客で会場は賑わいました。
ステージでは「音と光の祭典」と題して、手取亢龍太鼓保存会をはじめとした和太鼓の演奏、女性協議会を中心とした川北音頭などの優雅な踊り、比楽河撫子舞や清水舞踊スタジオの元気いっぱいな踊りが披露され、会場は盛り上がりました。
送り火と力強い虫送り太鼓の一斉乱打を皮切りに、町老人クラブ連合会の皆さんが作った火文字と、まつりのシンボル「大かがり火」が点火され会場はさらにヒートアップ。火柱は空高く燃え上がり、観客からの拍手と歓声に包まれました。
そして、北國大花火川北大会による2万発の豪快な花火が夜空を彩り、多くの観衆を魅了しました。
最後に、川北まつりに携わられた皆さんのご協力に感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。
◆火文字づくりについて飛地和博氏にインタビュー
大かがり火と同時に点火される「川北まつり」の文字。この火文字は川北町老人クラブ連合会の皆さんの協力により作られています。
今号では、川北町老人クラブ連合会の飛地和博会長に「川北まつりに対する思い」を聞いてみました。
▽老人クラブ連合会会長 飛地和博氏
はじめに、川北まつりの準備や運営、後片付けなどに尽力された方々に感謝いたします。皆さんのおかげで今年も無事に開催できました。
火文字づくりは、役員全員で協力しあって作っています。声を掛け合って、「ま」や「つ」を製作するのが大変でしたが、燃えている文字を見た時、とてもきれいで達成感を感じました。
翌日のごみ拾いでは、多くの方がごみの持ち帰りに協力していただき、昔と比べてごみを拾う量が少なく感じ、嬉しく思います。
今後の課題として、虫送り太鼓の担い手不足が挙げられます。幅広い世代の方々に虫送り太鼓を体験していただき、大切な文化として継承していきたいと考えています。
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