■クロエとHulaMele(フラメレ)~歌って踊ろう~
※Hulaはハワイの伝統的なダンス、Meleはハワイ語で歌という意味
氏名:スズキ・クロエ
誕生日:2000年8月28日
出身:アメリカハワイ州
趣味:ダンス、美術
【E-mail】gakkoukyouiku@town.tsubata.l(エル)g.jp
つばた空港執筆者(町CIR・ALT)製作!つばたイングリッシュチャンネル
■お土産の文化
日本のお土産の文化は、旅の思い出として自分用に可愛いものを買うにとどまらず、旅行の後、家族や友人、職場の人とシェアするためにお土産を買います。お土産は英語で「souvenirs」と言いますが、アメリカ人にとってお土産といえば、地名の書いてあるマグネットやマグカップ、トレーナーなどが思い浮かびます。でも、日本ではたくさんの人にあげるので、小さな個包装のお菓子が入った大きな箱を買うのが普通です。また、そのお菓子は地域を代表し、そこでしか買えないものが多いです。
これが日本で旅行をする魅力のひとつで、「ご当地」と言われます。各都道府県や市町村には、その土地ならではの特色があり、マスコットキャラクターや食べ物、お土産に表されています。日本人はハワイが好きなので、お土産やご当地の文化はハワイに広まりました。アメリカで別の州から来たALTの友人たちは、日本の同僚にお土産を買うのに苦労していましたが、私には何の問題もありませんでした。ハワイのドンキのお土産コーナーに行くと、マカダミアナッツやリーヒングミ、コーヒー豆が棚に何段も並べられています。レイ(花や貝殻をつなげて輪にし、首や手などにつける飾り)をかけているサンリオのキャラクターがシャカ(ハワイで使われるハンドサイン)をしているキーホルダーさえあります。
実は子どものころ、私の家族はアメリカ本土へ旅行に行くと必ずお土産を買っていました。でも、アメリカではお土産の文化が違うので、どんなものを買っていたのかあなたは疑問に思うでしょう。一例としてトレーダージョーズの商品があります。トレーダージョーズはユニークで美味しい食べ物を安く売っているスーパーですが、ハワイには店舗がないので、誰かがアメリカ本土に行くとき、ハワイの皆はトレーダージョーズのお土産を待ち望んでいます。それ以外にはラスベガスのビーフ・ジャーキー・ストアの商品もあります。日本人はハワイが好きなように、ハワイの人々はラスベガスが大好きですから、そこにはハワイの人たちのために作られたお店が多いです。ビーフ・ジャーキー・ストアでは、ハワイやアジア風のスナックや有名なビーフ・ジャーキーがたくさん売られています。ラスベガスでお土産を買うときは、いつもこのお店を訪れます。
お土産の文化は日本国外にも広まり、その過程で少しずつ変化してきました。お土産を買ったり、その土地の名産を知ったりすることで、訪れる土地のありがたみがより一層感じられるようになりました。ハワイや世界中のほかの地域でも、同じように楽しく美味しい方法で伝統や文化を分かち合えることを願っています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>