津幡町の検診では過去3年間で大腸がんが10人見つかっています
大腸がん検診を受けよう!~身近な病気を検診で早期発見~
■大腸がんはがん死亡原因の上位です
日本人の死因の第1位は「がん」。2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人が命を落としています。
特に「大腸がん」は、40歳代から増え、年齢とともに増加し、誰もがなる可能性がある、とても身近ながんです。
▽部位別がん死亡者数(2022年、全国)
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)
■症状が出る前に発見・早期治療
早期の大腸がんは、ほとんど自覚症状がありません。腹痛や血便などの自覚症状が出るころにはすでに進行しており、手遅れになる場合があります。
早期にがんを発見し、適切な治療を開始できれば、5年後の生存率が95%以上というデータもあります。
出典:「がん統計2022」全国がんセンター協議会加盟施設における5年相対依存率(2011年~2013年診断例)
■便潜血検査 and 問診で簡単に検査できます
「便潜血検査」は、死亡率を減少させることが科学的に証明された有効な検査方法です。(2日分の便を採取)
採べん棒で便の表面全体をこすりとる
▽注意
検診で陰性(-)でも、気になる症状があるときは迷わず医療機関を受診しましょう
気になる症状の一部:
・便に血が混じる・付着する
・急に便の太さが変わった
・便秘や下痢を繰り返す
・腹痛や腹部のしこりなど
■重要!精密検査受診までが検診です!
検診の結果、精密検査が必要と判定された方は、早期に精密検査を受診し、治療が必要かどうかの確認を行うことが大切です。
「痔があるから」「たまたまだろう」などの自己判断は大腸がんの早期発見を遅らせる可能性があり、大変キケンです。
■自分のからだのこと大切にしていますか がん検診はお早めに!
今年度40・50・60歳になる方は、集団健診で大腸がん検診を無料で受けられます。
▽集団健診
日程:
(1)9月26日(木)・27日(金)※予約受付中
(2)10月11日(金)・22日(火)・23日(水)※9月11日から予約受付開始
8時~11時受付
場所:福祉センター
▽個別健診
期間:10月31日(木)まで
場所:町内の指定医療機関
※診療時間内、予約制
必要物:各受診券、健康保険証、自己負担金
問合先:健康推進課
【電話】288-7926
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