【芸術の秋】
◆県立近代美術館 葉山
葉山館開館20周年を記念して、館名に掲げる「近代(モダン)」の文化が多様に展開した20世紀の20年代を再考した展覧会を行っています。海を眺めながら食事ができるレストラン「オランジュ・ブルー」もあり、夕景も楽しめます。
○葉山館20周年記念
100年前の未来:移動するモダニズム 1920–1930
第1次世界大戦と、スペイン風邪によるパンデミックを経て美術家たちの国際的な往来が復活した1920年代は、現代の社会状況と重なるものがあります。今見ても新鮮な、100年前の「新しい美術」を体験いただけます。
会期:令和6年1月28日(日)まで
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜(1月8日は開館)、12月29日~1月3日
観覧料:一般1,200円/20歳未満・学生1,050円/65歳以上600円/高校生100円/中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
交通:JR逗子駅または京急線 逗子・葉山駅からバスで「三ケ丘・神奈川県立近代美術館前」下車徒歩1分
所在地:葉山町一色2208-1
【文化の秋】
◆県立金沢文庫
鎌倉時代の政治・文学・歴史などを知るうえで重要な古書や古文書をはじめ、2万点以上の国宝を保存しています。県立金沢文庫とトンネルでつながる称名寺は、鎌倉時代に北条氏が創建した浄土庭園を持つ寺院で、秋は紅葉を楽しむことができます。
金沢文庫から流出してしまった『往生講私記』を取り戻し、未来に守り伝えていくため、寄付にご協力ください。
○特別展「廃墟とイメージ ─憧憬、復興、文化の生成の場としての廃墟─」
国宝・重要文化財など約100点の展示資料から日本における「廃墟」の文化史をたどります。
会期:11月26日(日)まで
開館時間:9時~16時30分(入館は16時まで)
休館日:月曜、11月24日
観覧料:一般700円/20歳未満・学生500円/65歳以上200円/高校生100円/中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
交通:京急線 金沢文庫駅から徒歩12分/シーサイドライン 海の公園南口駅から徒歩10分
所在地:横浜市金沢区金沢町142
【読書の秋】
◆県立図書館
昨年9月にオープンした新しい「本館」には、読書に没入できる「静寂読書室」やゆったりとした時間と空間を楽しめる「ザ・リーディングラウンジ」など、さまざまなエリアがあります。4階の生涯学習相談デスクでは、一人一人の学びのスタイルに合わせて、次の一歩のための情報提供やアドバイスをしています。
司書が個々にテーマを決め、本をセレクトしたミニ展示「司書箱」を館内17カ所に設置しています。館内を探検しながら、本との新たな出合いをお楽しみください。
県立図書館 司書 河村知佳(かわむらちか)
○学びstyleかながわ
学びに関する情報を紹介・提案するサイト「学びstyleかながわ」もご活用ください。
開館時間:火曜~金曜9時~19時 土・日曜、祝・休日9時~17時
休館日:月曜(祝日の場合は開館)、第2木曜、年末年始、資料総点検期間
交通:JR・市営地下鉄 桜木町駅から徒歩10分
所在地:横浜市西区紅葉ケ丘9-2
上記記事に関する問合せ:
県立近代美術館 葉山【電話】046-875-2800【FAX】046-875-2968
県立金沢文庫【電話】045-701-9069【FAX】045-788-1060
県立図書館【電話】045-263-5900【FAX】045-241-0985
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