■あなたとあなたの大切な人の命を守るために
自殺対策基本法では、例年自殺者が多くなる3月を「自殺対策強化月間」と定め、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、国・地方公共団体・関係団体などが連携して自殺予防に取り組んでいます。
この機会に、自殺予防について考えを深めてみましょう。
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■こころに関することでお悩みの方はご連絡ください
こころの疲れや不調、心配なことがありましたら早めにご相談ください。
※詳細は町ホームページをご確認ください。
■ラディアンにお越しください
自殺対策強化月間に合わせ、ラディアンでさまざまなキャンペーンを実施します。ぜひお越しください。
◇個別健康相談(要事前予約)と出張未病センター
日時:3/22(金)9:30~12:00
場所:展示ギャラリー
平塚保健福祉事務所の保健師にこころとからだの相談ができる「個別健康相談」のほか、血管年齢や血圧を測定する「出張未病センター」を実施します。(出張未病センターは予約不要)
◇パネル展示
日時:3/12(火)~22(金)
場所:展示ギャラリー
こころの健康に関するパネル展示のほか、自殺予防に関する普及啓発を実施します。
◇関連図書紹介
日時:3/1(金)~31(日)
場所:図書館特設コーナー
「こころの健康」「リラクゼーション」「自殺対策」に関する本や、いのちについて考える絵本などをまとめて紹介します。
「図書を通していのちについて考えてみませんか。」
■あなたの周りに気になる人はいませんか?
自殺に気持ちが傾いている人には、気持ちの余裕がなくなり「ものの見方」が狭くなっているという共通の特徴があります。
その結果、考え方が極端になり自殺することが唯一の解決策だと思い込んでしまいます。
また、自殺を考えている方は、悩みを抱えながらも「自殺の危険を示すサイン」を発していることが多いと言われています。
周りの人が次のようなサインに気づき、声をかけることが重要です。
「よく顔を合わせる人の様子がいつもと違っていたら、勇気をもって「どうしたの?」「よく眠れている?」など声をかけましょう。」
□表情が暗く、元気がない
□交流を避けるようになった
□身だしなみに気を配らなくなる
□遅刻や欠席が増えた
□食欲がない、お酒の量が増えた
□不眠がある
□小さなミスや忘れ物が増えた
□不安感が強く、否定的な事ばかり口にする
□頭痛や腹痛など体調不良を訴えることが増えた
□死にたい、消えたいと発言する
◇自殺に関する迷信と事実
迷信:自殺について考えている人は死ぬ決心をしている。
事実:反対に、自殺を考えている人は「生きたい」気持ちと「死にたい」気持ちの中で揺れ動いていることが多い。正しいタイミングで情緒的支援にアクセスできれば自殺を防ぐことができる。
迷信:自殺について語ることは自殺を助長してしまう。
事実:自殺を考えている人の多くは誰にそのことを話せばいいのか分からない。自殺について語ることは、自殺関連行動の助長ではなく、自殺以外の選択肢や決心を考え直す時間を与えることができる。
※厚生労働省ホームページ抜粋
■自殺対策に取り組んでいます
町では、「二宮町自殺対策計画」に基づき町全体で自殺対策に取り組んでおり、次のような事業を実施しています。
・ゲートキーパー養成講座
自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応ができる「ゲートキーパー」を養成する講座を開催しています。
・各種啓発事業
9月の自殺予防週間や3月の自殺対策強化月間に合わせ、さまざまな普及啓発を実施しています。
・こころの健康講座
「こころについて」を基本テーマに毎年講座を開催しています。今年度は精神科医を招き「女性のこころの病気」について講演会を実施しました。
・いのちの授業
小学6年生を対象に、助産師がいのちの大切さについて講演しています。
「ゲートキーパー養成講座やこころの健康講座はどなたでも受講できますので、ぜひご参加ください。」
◇自殺対策は身近な問題です
自殺の多くは、さまざまな悩みや問題を一人で抱えるうちに複雑化し社会的に追い込まれた末の死で、特別なことではなく誰にでも起こり得ることです。
個人の問題ではなく、身近な社会の問題として一緒に考えましょう。
問合せ:子育て・健康課健康づくり班
【電話】71-7100
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