■つながる場で交流を
愛TV(市広報番組あつぎ愛テレビ):11/1~
▼通いの場
市内に約300カ所設置され、スポーツ・茶話会・運動などで定期的に交流し、社会参加を通じて介護予防に取り組んでいます。市内で月1回以上活動しています。参加方法は市HPに掲載。
▽仲間が元気の支え
健康体操元気クラブ
佐藤 恵子さん(83・及川)
体を健康に維持するために週に1回、寿荘で仲間たちと運動やストレッチをしています。1人ではなかなか続かなかった体操ですが、友人たちとの会話を通じて、元気をもらえるので継続できています。
▽通いの場開設交付金
高齢者が参加できる通いの場の新規開設を支援します。
対象:65歳以上の高齢者が10人程度参加する団体など
活動頻度:月2回以上開催
交付金額:最大5万円
※その他条件あり
問合せ:地域包括ケア推進課
【電話】225-2224
▼ボランティア
社会福祉協議会では子育て・障がい者支援など、ボランティア参加者を募集しています。
申込み:直接または電話で社会福祉協議会へ。
【電話】225-2789
▽定年後の新たな挑戦
あおぞら会
山本 繁さん(71・松枝)
小・中学生が対象の車いす体験学習に携わっています。定年後、コロナ禍で家にこもっていましたが、小学生の登下校を見守るボランティアの姿を見て、挑戦を決意しました。優しく受け入れてくれた仲間とやりがいを感じながら活動しています。
■健康な体を保つ小さな心掛け
健康を保つには日々の生活や習慣が大切です。自分ができることから始めてみませんか。
・ストレッチや体操…寝転んだり、座ったままできる運動
・近所の散歩…自分に合ったペースでの歩行
・食事…よくかんで食べる
■小さなつながりが多く彩りのあるまちに
県地域包括ケアシステム
統括アドバイザー
松川 竜也さん
高齢者の元気な活動は、まち全体の活力にも影響します。家から出なくなると体が衰えるだけでなく、消費も減り地方では商店が存続できない事例もあります。日本は海外に比べ、寿命と健康寿命の開きが大きいと言われています。要介護を必要とする期間が長くなり介護保険のサービスを利用し続けることで介護保険料が高くなります。次の世代への負担となるため、みんなで考えて取り組まなければならない課題です。
少しでも長く健康でいるために必要なのは、人とのつながりです。誰かと関わると外に出る機会が増え、会話も生まれて認知症の予防になります。一人暮らしや高齢夫婦世帯も増える中、家族以外ともつながれる仕組みが求められています。趣味や地域活動など、市内各所にたくさんの小さなコミュニティーがあり気軽に参加できる。それが目指すべき姿だと思います。地域とつながり自身を知る人が増えると自分らしい暮らしがしやすくなります。そんなまちはきっと、世代を問わず誰にとっても暮らしやすい、魅力的なまちになるのではないでしょうか。
問合せ:地域包括ケア推進課
【電話】225–2224
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