「しっかり磨かないと虫歯になっちゃうよ」「きれいになったかな」。鏡の前で肩を並べて歯を磨く子どもたち。食後の歯磨きは、欠かせない日課です。
楽しい食事や会話、体を使った趣味や運動など、私たちの何げない生活を歯と口の健康が支えています。いつまでも丈夫に保つには、定期的な健診が大切。歯科医の青木誠司さん(54)は「食後は、歯ブラシや歯間の汚れを取るデンタルフロスを使ったセルフケアが虫歯予防につながる。歯や口の不調は全身の健康にも影響するので、違和感や痛みを感じた時は早めに歯科医院を受診してほしい」と呼びかけます。
市では、成人歯科健康診査や、誰でも受けられる歯磨き・口の悩み相談など、健康に保つための環境を整えています。6月4〜10日は歯と口の健康週間です。いつまでも健やかに暮らすために、歯や口の健康を考えてみませんか。
■6月4~10日 歯と口の健康週間
正しい知識と対策で虫歯を予防しましょう。
▽虫歯を防ぐポイント
・歯ブラシは年齢に合う大きさの物を使う
・「食べたら磨く」が基本。歯茎にもブラシが当たるように磨き、歯間ブラシなども使う
・食事の際はよくかみ、柔らかい物だけでなく、かみ応えのある物を食べる
・歯科医院などでの定期的な健診やクリーニングを受ける
問合せ:健康医療課
【電話】225–2174
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