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地産地消の食材にこだわった『「高座」のこころ。』鍋が給食に登場!

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神奈川県寒川町

■11月1日の町制記念日に地産地消の食材にこだわった『「高座」のこころ。』鍋が給食に登場!
寒川学校給食センターでは、地産地消の食材や手作りにこだわり、みんなの「おいしい」を目指して給食を作っています。町栄養士は「子どもたちに身近にある食材の生産者を知って寒川を感じ、食に対する興味や関心を高めてほしい」という想いから、町で作られた食材を使用した『「高座」のこころ。』鍋を考案しました。令和4年11月1日の町制記念日の学校給食に初めて登場し、今年も町制記念日に調理員がこころを込めて『「高座」のこころ。』鍋を作り、学校給食で提供します。丁寧にだしをとり、地元でとれた野菜、小麦、そして県産の津久井大豆と寒川産米のこうじで造ったみそを使う予定です。楽しみに待っていてください!

▽鍋の具材のうち町内で作られた食材を紹介します!
・とれたて!新鮮な野菜を使用します
・給食の献立表に寒川の日マークがある日は、給食に町の食材が使われている印だよ!

小松菜:町内で多く生産され、年間を通じて頻繁に登場する野菜のひとつです。カルシウムや鉄分などを多く含み、栄養価の高い野菜です。『「高座」のこころ。』鍋には、小松菜のほかに「ほうれんそう」を入れることもあります。
長ねぎ:小松菜と並んで、寒川産として頻繁に登場します。太く長くおいしく育った長ねぎを町の子どもたちに食べてほしいという生産者の想いが詰まっています。
しいたけ:丁寧に育てられた、ふっくら肉厚な寒川産の「しいたけ」。軸ももちろん使います。まあるく大きいしいたけは、歯ごたえと香りがよく、鍋の風味を引き立たせるのに、欠かせない食材です。
寒川産の小麦から作られるすいとん:宮山や小動の畑で育った「農林61号」という小麦を使用してすいとんを作ります。すいとんのほかに天ぷらの衣やカレーのルーなどにも使っています。
寒川学校給食センターで手造りみそに初挑戦!米(みその米こうじ):寒川産のお米「はるみ」を使い、茅ヶ崎市の「糀屋米の花」で米こうじを作ってもらいました。こうじにするのが難しい「はるみ」ですが、寒川産の米から作ったこうじが使いたいという想いをかなえることができました。

■『「高座」のこころ。』鍋の裏側
寒川学校給食センターでは、毎日約4,200食の給食を作っています。「おいしい」と言って食べてもらえる給食を作るために、手作りにこだわって手間をかけ、こころを込めて作っています。ここでは『「高座」のこころ。』鍋のこだわりを紹介します。
▽すいとんだんごは一つひとつ手作り!
6月に町で収穫された小麦を製粉して作った約50kgの小麦粉を水と合わせ、すいとんだんごを作ります。調理員たちは、みんなに行きわたるよう均等にちぎり、釡に入れ、すいとんだんごをゆでていきます。給食提供日は早朝から頑張って作ります。
▽みそはおよそ1年かけて手造り!
みそ造りは新たな挑戦でした。1月に寒川産のお米で米こうじを作るところから地産地消にこだわり、県産の津久井在来という品種の大豆を20kg使用しました。
3月:前日、水につけた大豆をゆで、フードプロセッサーなどですりつぶし、米こうじをよく混ぜてから、空気を抜きホーロー容器などに敷き詰め、塩でふたと重しをし、密閉して熟成させました。(本紙写真)
7月:冷暗所で熟成させたみその天地返しを行いました。これはみその上下を、容器を替えてひっくり返し、みその発酵を促すためです。このあと秋までもう少し熟成させます。
9月:学校給食での提供を行うため、細菌検査を経て、70kgのみそが完成しました。

■地産地消による感謝のこころがおいしい給食をさらに豊かに
寒川学校給食センターが始まって2回目となる今年の町制記念日には、手造りみそでさらにレベルアップした『「高座」のこころ。』鍋を提供します。また、手造りみそは来年1月の学校給食週間の献立にも使用する予定です。
学校では、「地産地消の食材は、新鮮で栄養も多く、環境にもよい、いいことがたくさんあるよ」と紹介しています。食材が身近な田畑で育っていることを知ることで、地域の味を楽しみ、食材や生産者への感謝の気持ちを大切にしながら、給食を食べてもらえるとうれしいです

*『「高座」のこころ。』鍋の作り方は、P19にご家庭で作れるレシピを掲載しています。

問合せ:寒川学校給食センター
【電話】75-6706【FAX】75-6707

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