市立病院は、県西地域の基幹病院として高度な医療を提供してきたことなどから、10月1日に地域の重点的な外来診療を行うべき医療機関である「紹介受診重点医療機関※」に指定されました。これにより、地域医療の中での市立病院の役割が一層明確になりました。
「かかりつけ医」などの地域の医療機関と連携してネットワークをつくり、それぞれが役割を発揮することで、市民の皆さんが安心して医療を受けることができるように取り組んでいます。
※令和4年に、地域の医療機関同士の役割の明確化や連携を進めるために創設された。
《地域の医療機関と連携・役割分担を強化して安心な医療を提供》
〈かかりつけ医(開業医)〉
日常的な予防と治療、健康管理を考えてくれる身近で頼りになるお医者さん
症状が落ち着いたら、診療方針などを引き継ぎ、かかりつけ医が日常的な診療を担う。
〈小田原市立病院〉
高度で専門的な検査や治療、入院・手術などを行う基幹病院
専門的検査や高度な治療、入院・手術などが必要となったら、かかりつけ医などから紹介。
《高度で緊急を要する医療を提供する、市立病院》
市立病院は、県西地域唯一の「救命救急センター」「地域周産期母子医療センター」「地域がん診療連携拠点病院」をはじめ多くの機能を持っており、地域医療の中核を担う、県西地域の最後のとりでとなる病院です。
また、「地域医療支援病院」「紹介受診重点医療機関」として、「かかりつけ医」や地域の病院からの紹介患者を診療し、救急医療や高度な医療などを行う他、CT/MRIといった放射線機器の共同利用による診断結果の「かかりつけ医」などへの提供、医療従事者向け研修会の開催をしています。
《身近な医療を提供する、「かかりつけ医」》
「かかりつけ医」となる診療所(医院やクリニックなど)は、入院を必要としない身近な医療を提供しています。日頃の健康管理や、病気の初期診療、症状が安定した患者さんの診療を行い、市立病院を含めた地域の大きな病院とも連携しているので、入院や高度な治療が必要になったときには、適切な病院を紹介してくれます。
《「かかりつけ医」を持つと安心》
「かかりつけ医」は、健康に関することを何でも相談できて、必要なときには専門医や専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる医師のことです。
「かかりつけ医」を持つことで、日頃の健康状態を把握してもらえるので、病気の予防や早期発見、早期治療につながり、専門医療が必要となったときも、市立病院などの大きな病院をスムーズに紹介してもらえます。病院での入院治療や専門的な治療により症状が安定し、検査結果や治療方針が診療所に引き継がれる際にも、自分をよく知る「かかりつけ医」を持っていると、医師同士がスムーズに連携して診療を継続してもらえるので安心です。
○紹介状がない場合は選定療養費が必要
市立病院の一部の診療科では、紹介状がなくても受診できますが、その場合には選定療養費がかかります。
・初診時7700円
・他の医療機関を紹介後も受診希望の場合、1回につき3300円
○毎月更新!新病院建設事業
現在は、埋蔵文化財の発掘調査、地中障害物の除去工事を行っています。進捗状況は、市立病院ホームページでご覧いただけます。
○市立病院職員の募集
受験資格や申込方法などは、各二次元コードからホームページをご覧ください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
〈正規職員(看護師)〉
・令和6年4月採用です。
試験日|応募締切日:
・令和5年12月16日土曜日|令和5年12月1日金曜日
・令和6年1月13日土曜日|令和5年12月28日木曜日
〈会計年度任用職員(看護師・看護補助員・医師事務作業補助者など)〉
・随時、募集を行っています。
【WEB ID】P00443
問い合わせ:経営管理課・医事課
【電話】0465-34-3175
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