市内に250ある自治会は、地域に住む人たちが協働して運営する組織で、防災や地域安全など、住み良い地域を目指して活動を行う、なくてはならない存在です。
人と人との「和」を築く自治会に加入して、地域活動に参加しましょう。
◆日頃から築く関係が時には助け合う仲間に
崩れた家に取り残された人がいることに近所の人が気付き、救助隊を呼んで一命を取り留めた。これは、令和6年能登半島地震の被災地で、実際にあった話だそうです。
大規模災害時、個々の防災対策はもちろん大切ですが、自分一人ではどうすることもできない場合もあります。そんな時、近くに暮らす人たちとの助け合いが、命や財産を守ることにつながります。自治会では、防災訓練を行い、安否確認の仕方を学んだり、炊き出し、防災資機材の整備や食料の備蓄など、自主防災組織として、もしもの時に協力できるように備えています。
近くに暮らす人たちが、お互いのプライバシーを尊重しながらも、いざというときに助け合える関係性は非常に大切です。自治会での活動を通じて和を築いていきましょう。
◆自治会加入者の声
《いろんな人との交流が楽しい思い出に》
自治会が主催する夏祭りには、毎年親子で参加しています。
近所の人たちとのつながりは必要と考え、加入した自治会。夏祭りを通して、知り合い程度だった自治会の皆さんとの親睦が深められるだけでなく、子どもたちも夏休みで会えてなかった友達との思い出づくりにもなるため、また今年も参加したいと思います。
中曽根自治会 岡 文子(あやこ)さん・晟羽(てるは)ちゃん
《何気ない会話が日々の活力に》
「ただいま、さっき学校でね…」。日々見守りをしていると、今日学校であったことを教えてくれたり、ちょっとした悩み事を相談してくれたりします。
登下校時に交通指導やあいさつ運動を行う見守り活動は、時間にすれば1回20分程度ですが、子どもたちとの何気ない会話から元気をもらっています。
中里1区-2自治会 卯月(うづき) 玲子さん
◆市自治会総連合会長より
「向こう三軒両隣」という言葉があるように、近くに暮らす人たちとの関係が役に立ちます。自治会活動で住み良い地域づくりをしていきましょう!
市自治会総連合会長 関野 次男(つぎお)さん
◆自治会に加入したいときは…
お住まいの地域の自治会長や役員、組長に連絡が必要です。
詳しくは、地域政策課に直接、電話、または二次元コードのフォームからお問い合わせください。
※詳しくは、本紙をご覧ください。
【WEB ID】P03364
問い合わせ:地域政策課
【電話】0465-33-1457
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