[特集]申告準備を始めましょう(3)

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■安全·確実·手軽な納め方は?
令和4年度現年課税分の市税の収納率は99・44パーセント(下グラフ)でした。100人中99人が市税を納めています。

・収納額(現年課税分)と収納率の推移

新型コロナ感染症拡大の影響で、令和3年度の市税収納額は減収しましたが、令和4年度はコロナ禍からの経済回復傾向により、増収しました。収納率は滞納解消のための取り組みを強化したり、クレジット納付・スマホ決済納付など、さまざまな納め方を取り入れたりして99パーセントを超えています。

市税は私たちが安心して暮らしていくための貴重な財源です。平成30年度以降は99パーセント以上の市税が納められていて、道路や公園の整備、ごみ処理、教育など、生活に必要な公共サービスに使われています。

◇うっかり忘れずに
納めるつもりが、うっかり忘れてしまった……。そんなことにならないように、安全で確実、手軽に市税を納める方法を紹介します。自分に合った方法で、納期内に納めましょう。

・キャッシュレス決済
(1)地方税お支払サイト(下2次元コード)にアクセスして、eL(エル)-QR(納付書の表面に記載の2次元コード)を読み取る。または、納付書に記載のeL番号(納付書番号など)を入力。
(2)画面と納付書の金額などが一致しているか確認し、支払いへ進む。
(3)支払い方法(クレジットカード・インターネットバンキング・ダイレクト納付・ペイジー番号発行)を選んで、手続き完了。
eL-QRの読み取りに対応したスマートフォン決済アプリでも支払えます。同サイトは年末年始のため運休していますが、1月4日(木)午前8時30分から使えます。

・口座振替
(1)WEB(ウェブ)口座振替受付サービス(本紙2次元コード)にアクセスして、氏名やメールアドレスなどを入力。
(2)金融機関の個別サイトで口座情報を入力。
(3)メールで登録完了の通知を受け取る。
ウェブからの手続きが便利ですが、他の登録方法もあります。希望する方は、納税課にお問い合わせください。

◇しっかり納める
市税は納期内に納めることが原則です。納期限を過ぎると、まずは督促状を発送します。それでも納めなかった場合、給与や預貯金を差し押さえたり不動産を公売(下記参照)したりするなど、滞納処分に進んでしまいます。また、納期内に納めた方との公平性を保つために、本来納めるべき税金の他に「延滞金」も納めなければなりません。令和5年の延滞金の割合は、納期限の翌日から1カ月を経過するまでは年2・4パーセント、1カ月経過後は年8・7パーセントです。
「事情があって納めることが難しい場合は、納期限が来る前に相談してください。また、納税通知書が届いても放置してしまい、いつの間にか納期限が過ぎてしまったという方も多いです」と話す、納税課の栗田英行主事。不安や不明なことは早めに相談しましょう(下記参照)。

問い合わせ：納税課
【電話】21-8769

◆まずは納税課に相談
「納期内に納められないどうしよう……」
災害や病気・負傷、失業・廃業など、やむを得ない事情で納期内に納めることが難しい場合は、納期内に連絡してください。生活状況などの聞き取りをした上で、納付計画を立てます。
相談を希望する方は、電話または納税課にお越しください。予約は必要ありません。相談には、納付書や納税通知書などの税関係書類を用意してください。

問い合わせ：本館2階納税課
【電話】21-8769　平日午前8時30分〜午後5時

◆不動産公売
市税滞納のため差し押さえた不動産を入札で公売します。物件や入札参加申し込みなど、詳しくは市ウェブをご覧ください。
入札期間：2月2日(金)〜8日(木)、午前8時30分〜午後5時15分
開札日時：2月13日(火)午前10時30分

問い合わせ：納税課
【電話】21-8769