市図書館では、地域のボランティアと一緒に、子どもたちの本との出合いや読書を楽しめる環境づくりをしています。「ブックスタート」や「おはなし会」では、ボランティア歴10〜20年の方が優しい笑顔で迎えます。気軽に訪れて、本の世界に触れてみませんか。
◆ブックスタート
保護者と赤ちゃんで選んだ絵本が入ったバッグをプレゼントします。ボランティアの方が読み聞かせをしながら、子どもと絵本を楽しむ時間の大切さや、読み聞かせのコツなどを保護者に伝えます。中央図書館では月2回、北・西・南図書館では2カ月に1回開いています。市内在住の1歳未満の子どもと保護者が対象です。
1月14日は15組が参加。参加した保護者は、読み聞かせに対する子どもの反応に驚いたり、子どもの喜ぶ姿を見て、一緒に笑顔になったりしていました(左写真)。ボランティアの方は、「絵本を一緒に楽しむことを第一に、子どもが飽きたら無理に読み聞かせずに、自由にさせてみて」と声を掛けていました。
◆おはなし会
各図書館で開いています。全ての回で小学生以下は保護者同伴です。事前予約が必要な回もあります。
(1)おはなし会…3歳以上の方
(2)赤ちゃんおはなし会…3歳までの未就学児
(3)みんなのおはなし会
各館の開催日や予約方法など、詳しくは図書館ウェブをご覧ください。
中央図書館であった1月10日の回では、ボランティア3人が、絵本・紙芝居の読み聞かせなどで、子どもたちを楽しませていました。ボランティアの沼津多恵子さんは、「自分が楽しいと思える本を選んでいます。気持ちを込めやすく、子どもたちにも楽しさが伝わりやすいんです」と読み聞かせのコツを語ります。「読んだ本を気に入って借りてくれたり、ニコニコしてもらえたりするとうれしくなりますね」とほほ笑みます。
問い合わせ:中央図書館
【電話】31-0428
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