愛川町の給食改革愛川町を食べよう!

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2024.09.01 神奈川県愛川町

温かくて本当においしい。
みんなで同じ給食を食べられるのが楽しい

ただおいしいだけでなく
仲間と過ごす楽しく温かな時間
それが、愛川流中学校給食

町立中学校の昼食は小学校のように給食室がないため、家庭から弁当を持参する生徒もしくはデリバリー弁当箱方式の給食を摂る生徒などがほとんどでした。
保護者の家事負担を軽減し、小学校のようにできたての給食を提供して欲しいという声は根強くありましたが、コスト面、運用面から難しさがありました。
長らく対策を検討してきた町は、小学校の給食室でまとめて調理を行い、各中学校に給食を届ける「親子方式」の給食改革に踏み切ることにしました。
この方式の実現には様々な課題が横たわっていましたが、根気強く解決をはかり令和2年9月、ついに「愛川町の温かい給食革命」が実現したのです。

温かい中学校給食が実現した最大の解決策、それは中学校分の給食を調理するため、小学校の給食室の設備を増強。
調理員さんの人数も増やしました。
さらには、給食を運ぶ専用のトラックを新たに走らせ、できたてホカホカの給食を小学校から中学校へ届けます。

「小学生時代に経験していますから、給食の配膳はみんなお手の物です」と話すのは中学校の先生方
そして、新しい給食が始まったことで、中学校においても、さまざまな食育の取り組みが行われるようになりました。

小学校から中学校までの切れ目ない食育は、子どもたちの食への興味・関心だけでなく、きっと郷土への愛着につながっていくはずです。