文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集1】大切にしよう!子どもの権利~11月は児童虐待防止推進月間です

1/30

神奈川県 横浜市緑区 クリエイティブ・コモンズ

子どもたちを取り巻く社会や環境の変化はめまぐるしく、子育てを巡る考え方や意識についても、大きく変わってきています。
子どもの視点から、守るべき「子どもの権利」について考えてみましょう!

■子どもの権利とは ~子どもが子どもらしくいること~
◇1989年子どもの権利条約 国連採択
子どもを1人の人間として認め、安全で幸せに生きる権利を定めました。
子どもたちを守る権利は大きく分けて下の4つです。

(1)生きる権利
全ての子どもの命が守られる権利

(2)育つ権利
健やかに育つことができる権利

(3)守られる権利
虐待や労働から守られる権利

(4)参加する権利
自由に意見を言ったり活動したりできる権利

◇児童虐待は子どもに対する重大な権利侵害です
2014年(2021年改正)
横浜市子どもを虐待から守る条例 制定
子どもを1人の人間として尊重
子どもへの体罰などの禁止

◇横浜市は全ての子どもが健やかに成長できる社会の形成に取り組みます

■子ども側からの視点で考えてみよう!
・子どもの前で親がけんかをする
子どもには理解できないだろうから、気にしなくていいよね

〔子どもの気持ち〕
大人のけんかを見ると不安になるよ。やめてほしい!
暴力や暴言を繰り返し見聞きすることは、子どもの脳の発達に深刻な影響を及ぼします。

・小さな子どもだけで留守番させる
少しの時間なら大丈夫よね

〔子どもの気持ち〕
たとえ短い時間でも、子どもだけの留守番はすごく不安!
年齢や成長に合わせた約束事や時間を決めて、まずは練習から。

・しつけのために罰を与える
何度言っても言うことを聞かないから、たたくしかない

〔子どもの気持ち〕
痛いこと、怖いことをされても分からないよ!何をどうしたらいいか言葉で伝えてほしいし、分かるようになるまで待ってほしい!

◇体罰によらない子育ての理解が広がっています!
横浜市民に実施した「子どもに対するしつけと体罰に関するアンケート」では、体罰を決してすべきでないと考える人の割合が増加しています。

◇アンケート結果の詳細はこちらから
検索:体罰によらない子育てのために 横浜市

■子どもの権利を守るために~みんなで育児を支える社会に~
体罰などを容認しないことを当たり前のこととし、子育てに悩む保護者が孤立することのないよう、社会全体で子育てをしていくという意識が子どもの権利を守ることにつながります。

■ご相談はこちらへ
匿名でも構いません。気軽にお話しください。

どの連絡先でも
・子ども本人から
・保護者から
・地域の皆さんからのご相談に乗ります。

・こども家庭相談(区役所)(平日8時45分~17時)【電話】045-930-2356
・北部児童相談所(平日8時45分~17時15分)【電話】045-948-2441
・よこはま子ども虐待ホットライン(24時間365日)【電話】0120-805-240
・かながわ子ども家庭110番 LINE相談(年末年始を除く月~土曜日9時~21時)

問合せ:緑区役所 こどもの権利擁護担当
【電話】045-930-2552【FAX】045-930-2435

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU