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都筑区に関する歴史コラム 第13回

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神奈川県 横浜市都筑区 クリエイティブ・コモンズ

◆都筑区誕生とタウンセンター
横浜市歴史博物館 刈田 均(かりたひとし)
港北ニュータウンの大部分を区域とする都筑区が誕生したのは、平成6年(1994)11月6日です。その29年前の昭和40年(1965)、港北ニュータウンの建設が横浜市から発表されました。
港北ニュータウン建設の進捗とともに、埋蔵文化財の発掘調査が行われました。現在遺跡公園となっている大塚遺跡や歳勝土遺跡といった重要な遺跡など268遺跡が調査され、その発掘調査の成果と横浜の通史を扱う博物館が設置されることになりました。
港北ニュータウンの中心となるタウンセンターは、南側がセンター南駅を中心に都筑区役所などの行政機関や商業施設、北側がセンター北駅を中心に「人と自然の調和~歴史と文化の薫る街~」をデザインテーマに文化施設や商業施設をメインとする街として計画されました。横浜市歴史博物館は、その中核施設として平成7年(1995)1月31日に開館しました。
都筑区は今年11月に区制30周年を迎えます。人口は約2倍の21万人余りに増加し、市内でも平均年齢が若い活気あふれる街になりました。来年は、港北ニュータウンの建設発表から60年、1月には当館が開館30周年を迎え、3月に都筑区民文化センター「ボッシュ ホール」が開設されます。次の30年後はどのような街になっているのでしょうか?

◇センター北駅からセンター南を望む
平成5年(1993)頃
手前は整備中の大塚歳勝土遺跡公園と竣工間近な横浜市歴史博物館、奥はセンター南駅と建築中の都筑区総合庁舎が見えています

問合せ:横浜市歴史博物館
【電話】912-7777【FAX】912-7781

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