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都筑区に関する歴史コラム 第14回

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神奈川県 横浜市都筑区 クリエイティブ・コモンズ

◆青葉・都筑区制30th企画展 丘のよこはまー近代の村の歴史と暮らしー
令和6年(2024)の都筑区制30周年を記念して、横浜市歴史博物館では企画展「丘のよこはま-近代の村の歴史と暮らし-」を開催します。
明治22年(1889)、都筑区域には中川村・都田村・山内村・新田村という4つの近代の村が誕生しました。これら近代国家の行政単位として編成された村では、戸籍や地租、防疫(ぼうえき)や教育などの新しい制度を推し進め、また産業振興に地域ぐるみで取り組みました。耕地の少ないこの地域では、明治時代には養蚕(ようさん)を、大正期以降には畜産や蔬菜(そさい)・果樹の栽培を盛んに行っており、中川村ではタケノコ、都田村では苺(いちご)や桃、また山内村ではビール麦を多く栽培していました。また都田村や中川村などでは、冬季に湧水から天然氷を製造し、夏季に横浜方面へ出荷していました。
昭和14年(1939)、村々は行政単位としての役目を終え、都筑郡下の他町村と共に横浜市に編入して港北区となりますが、村の名前は現在でも駅や学校、地区センターなどの名称に残っています。本展では近代から現代につながる地域の歴史をご紹介します。

会期:11月23日(祝・土)~12月15日(日) ※月曜は休館
観覧料:一般500(800)円、高校・大学生300(400)円、小・中学生・市内在住65歳以上100(150)円
※( )内は常設展示との共通券の料金
開館時間:9時~17時(券売は16時半まで)

[関連講演会]
会場:博物館講堂
参加費:600円
定員:170人
(1)11月30日「横浜の茅葺(かやぶき)建築」
講師・大野 敏(おおのさとし)氏(横浜国立大学大学院教授)
(2)12月7日「都筑の丘の農業前史-聖農から農会へ-」
講師・相澤雅雄(あいざわまさお)氏(地域史研究家)

申込方法など、詳細は横浜市歴史博物館ウェブページをご覧ください。

問合せ:横浜市歴史博物館
【電話】912-7777【FAX】912-7781

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