大切な資産を守るためには正しい知識を身に付けるとともに、特殊詐欺や消費者トラブルについて知ることが重要です。手口を学び、対策しましょう。
■特殊詐欺
令和5年に、市内の特殊詐欺は105件(暫定値)発生し、被害額は約2億6千万円となっています。
《主な手口》
▽オレオレ詐欺
息子や孫をかたり、「会社で失敗した」「かばんを紛失した」などと装って現金をだまし取る手口です。
口座への振込を誘導させる他、息子や孫の代理人を名乗る者が直接、お金を受け取ろうとやってくる場合もあります。
◇被害を防ぐには
・家族しか知らない合言葉(ペットの名前、家族の好きな食べ物など)を決めておき、怪しい場合は合言葉を確認する。
・怪しいと思ったら警察へ連絡する。
問合せ:
・横須賀警察署【電話】822-0110
・田浦警察署【電話】861-0110
・横須賀南警察署【電話】835-0110
◇電話機で詐欺を撃退
犯人は自分の声を録音されることを嫌がります。市では、「迷惑電話防止機能付き電話機」などの購入費の補助を行っています。
対象:市内在住の70歳以上(1世帯につき1回限り)
補助額:購入費の1/2(上限額5千円、購入時のポイント使用分・発生分などは除く)
※購入負担額への補助となります。
申込:5月13日(月)~来年2月28日(金)に市HPなどにある申請書などを郵送か直接、市役所2号館2階市民生活課へ。
※申込多数の場合、お断りすることがあります。
※詳細は市民生活課か市HPへ。(詳しくは本紙の二次元コードを読み取りご確認ください)
■悪質商法などの消費者トラブル
令和4年度に消費生活センターに寄せられた相談件数は3,083件に上り、本市の約54世帯に1件の割合で消費者トラブルが発生しています。
《主な手口》
▽定期購入
化粧品や健康食品などをお試しで1回だけ注文すればよいと思わせ、実は定期での購入が条件となっている手口です。
▽点検商法
「無料で点検する」と言って訪問し、「不具合があり、早急に修理すべき」などと不安をあおり、高額な工事契約をさせる手口です。
◇被害を防ぐには
・定期購入では、注文する前に契約内容をよく確認する。
・点検商法では、「今日中に」などと契約を急がせる業者に注意する。
・高齢者は被害に遭いやすいため、周囲の人が普段から気に掛ける。
◆「悪質商法などの被害に遭ったかもしれない」
お困りの時は消費生活センターへご相談ください。
月曜日~金曜日(祝・休日を除く) 9時~16時
※左記の受付時間以外は消費者ホットライン「188」(局番なし)へお電話ください。
問合せ:消費生活センター(市役所2号館1階)
【電話】821-1314
■困ったときの相談先
市では、さまざまな相談をお受けしています。
「どこに相談したらいいか分からない」、そのようなお困りの際は、市民相談室や行政センターに設置している地域生活相談窓口へご相談ください。
・月曜日~金曜日(祝・休日を除く) 8時30分~17時
問合せ:
・市民相談室(市役所2号館1階)
【電話】822-8114
〔地域生活相談窓口〕
・追浜行政センター【電話】865-1111
・田浦行政センター【電話】861-4181
・逸見行政センター【電話】822-2575
・衣笠行政センター【電話】853-1611
・大津行政センター【電話】836-3531
・浦賀行政センター【電話】841-4155
・久里浜行政センター【電話】834-1111
・北下浦行政センター【電話】848-0411
・西行政センター【電話】856-3157
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