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箱根に生息する野生の生き物について QandA

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神奈川県箱根町

国立公園である町は、良好な自然環境が保たれており、さまざまな生き物が生息しています。
生活の中で、そんな野生の生き物に関して、さまざまな問題に直面することがあります。
今回は、町民の皆さんからのよくある問い合わせのうち、野生の生き物に関する質問に回答します。

■野生の生き物QandA
Q:生き物がケガをしています。どうすればいい?
A:ケガをしている生き物が野生の生き物であれば、人が助けることはさけましょう。
野生の生き物の多くがケガや病気で命を落としますが、その命が他の生き物を育てています。
自然のなかでの出来事に対しては、できるだけ見守ることが基本です。どうしても救護したい場合は、ご自身の手で県内の保護施設に持ち込んでください。

Q:家に生き物が侵入しました。どうすればいい?
A:家に侵入する野生の生き物は、タヌキやハクビシンなどの小型の哺乳類、ヘビやムカデなどです。
町では、追い払いや駆除は行っていません。時間がたてば自然にいなくなることがほとんどですが、どうしても駆除したい場合は、業者に依頼してください。
何度も侵入する場合は、侵入経路や隠れ場所をなくすなど、生き物が侵入しにくい環境をつくることも有効です。
なお、生き物の種類によっては、庭などに小型のわなを設置して捕獲できるものもあるので、環境課に問い合わせてください。

Q:イノシシ、シカが出没して困っています。どうすればいい?
A:イノシシやシカが出没する原因は、食べ物に引き寄せられていることがほとんどです。
農作物や植物以外にも、皆さんが普段排出する生ごみを食べにくる場合がありますので、生ごみを長時間、外に放置することをさけるなど、ごみ出しのルールを守りましょう。

Q:敷地内で生き物が死んでいます。どうすればいい?
A:私有地のなかで野生の生き物が死んでいる場合は、その土地の持ち主や管理者が、町指定のゴミ袋にいれて、燃せるごみの収集日に、収集場所に排出するか、環境センターに搬入してください。
大量に死んでいる場合などは、生き物が感染症により死亡した可能性がありますので、環境課に問い合せてください。

Q:ヒナが巣から落ちています。どうすればいい?
A:巣から落ちたとしても近くで親鳥が見守って世話をしています。ヒナが育ちの途中で親鳥から離されると、生きていけなくなる場合がありますので、心苦しいかもしれませんが、そのままにしておきましょう。
※春から夏にかけて、野鳥は巣立ちの時期を迎えるため、この時期は多く見かけるかもしれません。

照会先:環境課
【電話】85-9565

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