水平リサイクルとは、使用済み製品を原料に、再度同じ製品につくりかえることを言います。ペットボトルはこれまでは、卵パックや食品用トレイ、洋服の繊維などにリサイクルされていました。しかし、水平リサイクルを行うと繰り返しペットボトルからペットボトルに生まれ変わることができ、持続的に資源が循環され、化石由来原料から新たにペットボトルを作るのに比べて、二酸化炭素排出量を約60%削減することができます。
■箱根町でも成果が出ています!
町では、令和4年7月にサントリーグループ(国立公園オフィシャルパートナー)と「ペットボトル水平リサイクルの実施に関する協定」を締結し、水平リサイクルの取り組みを始めました。令和5年度は町内の一般家庭・事業所から排出されるペットボトルの全量が水平リサイクルされた結果…
町民、事業者の資源の分別への意識と協力の結果、適切に分別されたペットボトルの排出量が増え、85%の使用済みペットボトルが再びペットボトルに生まれ変わることができました。
大部分が水平リサイクルされた一方で、排出されたペットボトルのうち15%は資源化できない不適物となりました。
不適物と判断されるのは、ボトルの中にタバコの吸い殻やごみが入っているものや、飲料が付着したまま汚れているものです。
■資源化率100%を目指して
今一度ペットボトルの適切な排出方法を確認し、不適物を無くせるよう協力してください。また、可燃ごみとして排出されているペットボトルも一定量ありますので、適切に分別してください。
※詳細は、本紙P.15をご覧ください。
照会先:環境課
【電話】85-9565
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