■災害に備えて
町の災害への取り組みを紹介しますので、“もしも”の時に役立ててください。
◇地域・他自治体との連携
《熊本県玉名市、和水町との災害情報代理掲載》
災害時に箱根町の庁舎が被災しホームページによる情報発信ができなくなった場合は、箱根町からの要請で、玉名市と和水町のホームページに箱根町の災害情報を掲載します。
▽掲載予定の災害情報
・災害発生状況、被害に関する情報
・避難情報、避難所の開設に関する情報
・ライフライン(電気、水道、ガス、通信、交通等)に関する情報
・その他、被災市町から掲載を依頼された情報
《宿泊施設との避難所開設提携》
災害が発生し、又は発生する恐れのある場合、町から宿泊施設に対して避難所の開設を依頼することができるよう、町内7施設と連携しています。
▽宿泊施設
湯本:近江屋旅館、あうら橘、ホテルおかだ
仙石原:温泉旅館みたけ
箱根:山のホテル、匠の宿佳松、和心亭豊月
◇自助・共助に役立てる
《土のうステーション》
近年増加している土砂災害や浸水害に備えて、町内各地に土のうステーションを設置しています。ご自宅の裏山の崩れそうな箇所などから安全を確保するために土のうが必要な方は、町内にお住まいの方であればどなたでもいつでも使用することができますので、ぜひ活用してください。
《Live119映像伝送システム》
通常の119番通報に映像や写真の送信を加えることで、より正確な情報をリアルタイムに伝えることができる新しいサービスです。
通報者が撮影する災害現場の映像を消防指令員がリアルタイムに確認したり、消防指令員から応急手当を実施するための映像を送信するなど、迅速な現場活動に役立てていますので、ぜひ活用してください。
※災害時でなくても使用できます。
◇高齢者や障がいのある方への支援
《救急医療情報キット》
高齢の方、障がいのある方、難病の方などの安全・安心を確保するために「かかりつけ医」や「持病」などの医療情報や緊急連絡先などを記入した用紙を容器に入れて、自宅で保管できます。配布を希望される方は、事前に申請が必要です。
(※救急情報に変更があったときには、必ず内容を書き換えてください)
《災害時要援護者(要配慮者)支援制度》
本制度は、災害時などに自分で避難することが難しく、避難するための支援を希望している方に対して、「誰が、誰を、どのように支援する」という具体的な避難支援をします。この制度を希望する方は、避難支援者を決め、「箱根町災害時要援護者(要配慮者)登録同意書兼登録台帳」により、町に申請してください。
(※登録内容に変更があった方は、必ず連絡してください)
申込・照会先:福祉課地域福祉係
【電話】85-7790
◇知っておこう!やさしい日本語について
《やさしい日本語って何?》
難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。
1995年阪神・淡路大震災で日本人の死傷者は約1%でしたが、外国人の死傷者は2%以上でした。これ以降、外国人に対しても迅速に災害などの情報伝達を行う手段として取り組みが始まりました。
《災害に関するやさしい日本語の一例》
・高台に避難してください
→高いところに逃げてください。
・防災訓練・避難訓練
→災害が起きたときのために、安全に逃げる練習や、火を消す練習をすること。
《さまざまな場面で役立つ“やさしい日本語”》
災害がきっかけで取り組みが始まったやさしい日本語ですが、日本に住む外国人の数は、ほぼ毎年増えており、さまざまな場面で活用が期待されていますので、自分なりのやさしい日本語で話してみましょう。
例えば…
・学校生活の中で
・国や地方公共団体の窓口で
・地域の中で
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