市の防災行政用無線の内容を発信する防災ラジオ。災害時に強い理由や使い方などを紹介します。
■防災ラジオのココがいい
▽防災行政用無線の放送が聞ける
悪天候や外の騒音に関係なく屋内で内容を聞くことができる。緊急地震速報や大津波警報の発表などの緊急時は自動的に最大音量で放送
▽AM・FMラジオも聞ける
他のラジオ番組からも情報を取得できるので、災害時は複数の情報源に
※市役所防災対策課窓口で茅ヶ崎FMの設定サービスもあります
▽ライトが光る
平時はコンセントから給電。乾電池を入れておけば、停電時に自動で切り替わり、ライトが光る
■上手な使い方のポイント
▽設置場所
・日頃は非常時持ち出し袋に入れないで、リビングなど人の集まる場所に設置。寝る時は寝室に持っていく
・テレビなど電子機器の近くに置かない
・災害時は避難先などに持ち運ぶ
▽聞き直しボタン
・直近の聞き逃した防災行政用無線の放送を何度でも聞き直せる
▽試験放送で受信確認
・毎月1日に試験放送を実施しているので、正常に受信できるか確認できる
■利用者の声
▽災害情報を最初に知らせてくれる情報源
吉原弘子さん(浜之郷在住)
台風や大雨の時に防災行政用無線が聞き取りにくいため、防災ラジオを活用しています。自宅は千ノ川が近く、水害が心配される地域です。防災ラジオから警報が流れたら、まずは川の水位が気になり、市のホームページなどで調べます。
防災ラジオは、普段好きなFMを楽しめ、災害時は最初に入る情報源として役立つ身近な存在です。
▽災害時の自治会との連絡もスムーズに
花香賢さん(若松町在住)
自宅は防災行政用無線の子局から離れた地域。「放送で何か言っているけど、良く分からない」と不安に感じていました。昨年、防災ラジオのことを知り、自分がいつも過ごす部屋に置いています。ラジオから災害情報が流れると、すぐに自治会の自主防災会メンバーとトランシーバーで連絡を取り合うようにしています。
●防災ラジオの入手方法
市では防災ラジオの有償配付をしています。
対象:市内在住の方、市内事業所。1世帯(事業所)に1台まで
申込:申込書(市HPで取得も可)を市役所防災対策課窓口へ提出
その他:費用5000円(通信料込み)
●その他の災害情報入手方法
災害情報の入手方法は、複数準備しておきましょう。
▽防災行政用無線
電話や市HPでも内容を確認できます
【電話】82-5555
▽テレビのデータ放送
テレビ神奈川を視聴中にリモコンの「d」ボタンを押す
▽市HP
(二次元コードは本紙参照)
▽市LINE公式アカウント
ID:@chigasakicity
友だち追加
▽市X公式アカウント
ID:@Chigasaki_city
アカウントをフォロー
▽ちがさきメール配信サービス
空メールを送ってアドレスを登録
(二次元コードは本紙参照)
▽[NEW]茅ヶ崎FMアプリ
(二次元コードは本紙参照)
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