・出あう
・つながる
・ふるさとで自ら育つ
「放課後かまくらっ子」は、学童保育とアフタースクールを一体化したもので、市内の全小学校区に設置しています。
ここでは、参加を希望する全ての子どもたちが、放課後に遊んだり、活動体験をしながら楽しく過ごしています。
(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:4,891KB)をご覧いただくかお問い合わせください)
・子どもたちは学校が終わっても元気いっぱい!
・さあ、今日は何をしようかな?
■もっとも身近な「地域のひとつ」に
◇放課後かまくらっ子推進参与
…猿渡智衛(さるわたりともえ)さん
立ち上げ当初から本事業に携わっています。
・家庭、学校に続く第三の居場所に
核家族化が進む現代は、自然体験や地域活動など、人と人が直接触れ合うリアルな体験が乏しく、地域とのつながりが希薄と言われています。加えて、市内では学童保育(子どもの家)の待機児童が発生し、子どもたちの放課後の過ごし方が課題となっていました。そんな中、5年前にスタートしたのが「放課後かまくらっ子」です。
ここでは、参加を希望する全ての子どもたちが、放課後にプレイルームや図書スペース、校庭・体育館で思い思いに過ごしたり、地域の人と活動体験(プログラム)を楽しんだりしています。今や子どもたちにとって、家庭や学校に続く「第三の居場所」となりました。
・学校と地域が一体となって
放課後かまくらっ子の基本理念は、「出あう・つながる・ふるさとで自ら育つ」です。
これは、さまざまな年代の人々やモノ、出来事との多様な「出あい」を通して、人や社会と「つながる」機会を創り出し、「ふるさと」鎌倉で自身で育つ力を育成したいという思いを込めています。
そのため、ここではボランティアや地域の人と交流することで関係を深めたり、子どもたちがそれまで知らなかった分野に出あう機会を提供しています。
・さまざまなプログラムでリアルな体験
放課後かまくらっ子には、それぞれの施設に専門コーディネーターがいて、週1回程度、地域の支援員や学生などのボランティアとともにプログラムを企画・開催しています(3面参照)。
例えば、バスケットボールやタグラグビー、木の実工作、けん玉遊びをはじめ、地元商店街と協働して、ハロウィーンに仮装した子どもたちが商店街を練り歩いたり、地元高校のマジック(手品)部やボランティア部などの学生と交流したり、どれもわくわくするようなプログラムばかりです。
子どもたちからは、「楽しかった!」「上手にできたら、ほめられた!」という元気な声や、保護者からは「親子共に地域の知り合いが増え、あいさつするようになった」など、地域のつながりを実感する感想もいただいています。
また、プログラムの企画や実施に当たっては、中学生・高校生・大学生の協力も得られています。これは、青少年にとっても新たな居場所と出あうことにつながっています。
■「放課後かまくらっ子」を盛り上げるスタッフや地域の皆さん(ふかさわ編)
◇支援員の皆さん
子どもたちの見守りやプログラムのお手伝いをしています。
・卒業生も顔を見せてくれます
・子どもたちが毎日元気に来てくれるのが励みです
◇コーディネーターの皆さん
プログラムの企画・調整をする、縁の下の力持ち!
・子どもたちの生き生きとした表情が原動力です
◇ボランティアの皆さん
プログラムの企画やお手伝いをする、NPO法人鎌倉てらこやの皆さん。
・子どもたちとは友だちのように一緒に遊んでいます
問合せ:青少年課
【電話】61-3886
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