開館時間:9時00分~17時00分
(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(1月8日(祝)は開館)
観覧料:300円
■企画展 春を待つ―清方が描いた新春
12月2日(土曜日)~1月8日(月曜日・祝日)
鏑木清方(かぶらききよかた)は、新年を迎えると氏神などへの初詣(はつもうで)や弟子たちと描き初めをするなど、新春の吉例を楽しみました。松飾りを外し、七草がゆを食べて正月気分も落ち着くころには日常に戻ることに寂しさを覚えつつも、春を心待ちにしていました。
本展では、新春の風情に取材した作品や口絵とともに、名押絵(おしえ)師・永井周山が清方作品を意匠化した押絵羽子板「明治風俗十二ヶ月」を紹介します。
主な展示作品:「ためさるゝ日」(右幅・大正7年)、「雪空」(大正10年)、「歳旦(さいたん)」(昭和9年)、「春を待つ」(『文藝倶樂部(ぶんげいくらぶ)』木版口絵・明治37年)(以上、同館蔵)など
■日本画ワークショップ 日本画材でかるたに絵を描いてみよう!
伝統的な正月遊びに百人一首やかるたがあります。江戸時代以降、庶民の遊びとして広まり、趣向を凝らしたかるたが作られるようになりました。
この企画では、日本画材でかるたを2組(絵札・読み札各2枚)作ります。描きたい題材と読み札の内容を当日お持ちください。
とき:12月17日(日曜日)
・午後1時~2時30分
・午後3時~4時30分
各先着12人。
料金:800円(観覧料別)
申し込み:12月2日以降に、電話か直接同館へ
問合せ:鏑木清方記念美術館
【電話】23-6405
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