■第3回ふるさと講座「竹田川の利水と治水~江戸時代以降の下流域~」
あわら市や坂井市を流れる一級河川竹田川は、生活に欠かせない恵みをもたらす一方で、ときには生活を脅かす水害が発生します。人々はどのように竹田川を利用し、また水害に対応してきたのでしょうか。江戸時代以降の竹田川下流域を中心に紹介します。
とき:11月19日(日)13時30分~
ところ:金津本陣IKOSSA3階大ホール
講師:伊藤大生(いとうだいき)氏(福井県立歴史博物館)
参加料:無料
定員:30人
申込み:10月17日(火)から受付開始。記載の問い合わせ先に電話またはFAX、メールでお申し込みください。
■テーマ展「郷土のいっぴん~学芸員イチオシの館蔵品~」開催
本紙写真は越前赤瓦(えちぜんあかがわら)の鬼瓦で、細呂木地区宮谷にある八幡神社本殿に使われていたものです。
江戸時代中期以降、越前国では赤茶色の釉薬(ゆうやく)をかけてつくる越前赤瓦と呼ばれる瓦が生産されていました。これは、釉薬をかけることで割れにくい瓦となり、北前船によって北海道までの日本海側に運ばれ重宝されました。
この瓦は、越前国内では敦賀や松岡など、坂井郡では柿原・滝などで主に生産されていました。高塚村の瓦屋が敦賀の職人に作らせたことが書かれており、市内の主要産地以外の事例としてとても興味深いものです。
問合せ:郷土歴史資料館(金津本陣IKOSSA2階)
休館日:月曜日・第4木曜日(祝日の場合はその翌日)
開館時間:9時30分~18時(最終入館17時30分)
【電話】73-5158【FAX】73-1038【E-mail】maibun@city.awara.lg.jp
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