「観賞」
「体験」
「発表」
・挑戦してみて、とても楽しかったです。
・ピンクや白い花をどこに飾ろうか考えるのが楽しかったです。
・お茶を楽しみながら音楽が聞けてとても良かったです。
■「楽しみながら次世代へ」
10月28日・29日、11月4日・5日、2週間にわたりジオアリーナと市民会館で「かつやまWakuWaku文化フェスタ」が開催されました。
28日・29日は、ジオアリーナで作品の展示や様々な文化体験ができるコーナーが設けられ、子どもから大人まで大勢の方が文化に親しんでいました。
参加者の声:オープニングから参加しましたが、ステージイベントがにぎやかで良かったです。会場も入りやすい雰囲気で文化フェスタを楽しめました。
絵画のシール体験が楽しかったです。
◇多くの人が文化芸術に親しみ興味の幅を広げるフェスタへ
かつやまWakuWaku文化フェスタは、これまでの市民総合文化祭を中心に、文化イベントを同じ時間や場所で開催し、多くの人が文化芸術に触れ、興味の幅を広げてもらうため、今年初めて開催したものです。
4日・5日は、市民会館で芸能発表が行われ、市内で活動する23団体の皆さんが普段の活動の成果を披露していました。
文化フェスタに参加された方は、普段触れる機会が少ない伝統的な芸能や芸術活動、多文化交流などの文化芸術活動に親しみました。
参加者の声:総合文化祭は、毎年楽しみに見に来ています。いろいろな団体の発表を見ていると自分もやってみたいと思います。
◇人から人へ 伝統を守るために「楽しむ」
勝山市文化協会の会員の一つに長柄会があります。勝山市に伝わる民謡「長柄節」を次世代に伝えるために会を結成されました。会長の宮山さんは「伝統文化は「人」が繋ぐものだと思っています。市に伝わってきた伝統文化を終わらせないためにも多くの人に知ってもらいたいです」との思いで活動されています。
また、同会の廣田さんは「会員の皆さんと楽しみながら活動しています」と歴史や伝統を守るためには、自分たちが楽しむことも大切なことだと話していました。
◇「生きる力」や心を豊かにする文化活動
勝山市文化協会
会長 杉下 君枝(すぎした きみえ)さん
勝山市文化協会には39団体が加盟し、日頃から文化芸術活動に取り組んでいます。
勝山市文化協会会長の杉下さんは「作品を作るときは、多くのエネルギーが必要で″生きる力〟につながります。また、書道や絵画などを見ると気分が晴れて、心が豊かになります」と文化芸術活動を続けてきて良かったことを教えてくださいました。
普段から文化芸術の世界に触れ、幸福感や精神的な充足感を高めつつ、他人との共感やコミュニケーションを楽しみながら、伝統を次世代につないでいく ― かつやまWakuWaku文化フェスタをきっかけに文化の世界に足を一歩踏み入れてみませんか?
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