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【第2特集】連携型中高一貫教育のメリットを最大限生かす「キャリア教育」

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福井県勝山市

新中学校は、中学・高校独自の教育を進めながら、勝山高校敷地内に併設するメリットを最大限生かして中高一貫教育を進めます。その一つはキャリア教育と呼ばれる進路や生き方を見つける学習です。各教科の時間に加え、新たに「ライフデザインタイム」という時間を設定し、多様な人々の生き方や考え方を通して、自分のよさや可能性を認め、将来を考える機会を充実する学習を進めていきます。

■勝山高校の魅力紹介交流会
10月17日、勝山高校の1・2年生が出身中学校を訪問し、後輩たちに直接、高校生活の魅力を伝えました。
勝山高校への進学を希望している生徒はもちろん、他の高校への進学を希望している生徒も、先輩の具体的な言葉から実際の高校生活に夢を膨らませていました。
新中学校開校後には、日々の学校生活を通して、高校生活や高校での学習などを身近に感じ、将来の進路を考えることができる教育活動を進めていきます。
(勝山南部中学校は11月に実施予定)

■地域に学ぶ「14歳の挑戦」
進路を考える学習として、市内の3中学校の2年生が平成6年ごろから職場体験学習に取り組んでいます。
今年は市内73事業所のほか、市役所の各課にもたくさんの中学生が体験に訪れました。多くの中学生にとって、実際に働くことを通して将来の生き方を考える機会となっています。
中学校が統合されると、中学2年生が、市全域の事業所で経験した職場体験を互いに発表し合うことにより、全クラスで共有することができます。このような学習を通して生徒たちが勝山市の産業や地域の課題などに視野を拡げ、将来の生き方を考えていく学習を進めていきます。

■新中学校名11候補を選出
新しい中学校の校名として885件376種類の応募から11候補を選出しました。
今後は児童生徒による投票を実施しながら決定していきます。

◇選定方法
8票以上の応募のあった校名に加え、再編準備委員会総務部会の委員が校名を選考し、最終的に11候補を選出しました。

◇今後の進め方
(1)児童生徒による投票(12月20日(水)~令和6年1月10日(水))
(2)投票結果を参考に総務部会にて3候補を選出
(3)市総合教育会議にて校名を決定

校名決定後に「勝山市立学校設置及び管理に関する条例」改正案を議会に上程します。

◇候補名
・勝山市立勝山中学校
・勝山市立かつやま中学校
・勝山市立新勝山中学校
・勝山市立勝山三中学校
・勝山市立勝山みらい中学校
・勝山市立勝山成器中学校
・勝山市立成器中学校
・勝山市立恐竜中学校
・勝山市立勝竜中学校
・勝山市立桜中学校
・勝山市立勝山さくら中学校

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