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【第2特集】中学校再編~みんなが集う“学びの丘”

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福井県勝山市

■新中学校建設基本設計(案)
※内容は今後変更する可能性があります
「勝山市立中学校建設基本計画」に示した基本理念、目指す学校像・生徒像を基に、子どもたちが伸び伸びと学ぶ地域に愛される学校づくりを進めています。
今月、来月2回に分けて基本設計(案)の内容をご紹介します。

◇勝山の豊かな自然環境を表現
新中学校校舎の外観は、勝山市が世界に誇る恐竜、地層といった特徴をいかし、層が積み重なるようなデザインとしました。地層の中で生まれる発見、交流、学びが子どもたちを大きく育てるをコンセプトに、勝山で生まれたことを誇れる、勝山で育ってよかったと思える学校にしたいと考えています。
2、3階には教室などから出入りできる、雨雪の吹込みを防ぐ構造のバルコニーを設け、集会などで廊下が混雑する際の移動通路とするほか、生徒の憩いの場や避難経路としても活用します。

◇他者と交わりながら学ぶ『学びの丘』
探究学習の活動場所、出会いと交流の場となる『学びの丘』を建物中央北側に設けます。
『学びの丘』は、東西の大階段から2階、3階のメディアセンターへとつながる空間となっており、新たな交流や様々な本と出会える場となっています。また、交流、憩い、個人学習のためのスペースなど様々な機能を設け、生徒の主体的な学びを実現します。
『学びの丘』以外にも、外部講師による、将来の目標や進路にかかわる授業など多くの生徒が集まり、集会や個別、グループ活動ができ、軽運動も可能な多目的室などを設けます。

◇地下通路とジオアリーナバス待合所
地下通路は、勝山の「森」「丘」をモチーフとした自然を感じられる内装とし、明るい照明の中、木漏れ日のように床を照らすことで、まるで外にいるかのような空間とします。
地下通路は幅約5・5m×高さ約2・5mと、天井高、通路幅を大きく確保することで、圧迫感の少ない造りとするほか、新中学校からジオアリーナ間の屋根付き通路や地下通路は上足ルートと下足ルートを分け、床が汚れないように配慮します。
地下通路への出入口には、監視カメラやインターホンを設置するほか、セキュリティ機能を持った自動扉を設置することで、生徒の安全に配慮したものとします。
また、大雨の際に地下通路に雨水が入らない構造とします。
ジオアリーナバス待合所は、ジオアリーナ関係者出入口と地下通路出入口の間に設けます。スクールバスが入る高さの屋根を設置することで、雨や雪に影響を受けずに乗降できるほか、ジオアリーナへもスムーズに行き来できるようにします。

◇説明会の開催
2月ごろに説明会を予定しています。ぜひご参加ください。

大階段:東西の大階段は、通常の移動通路として利用できるのはもちろん、階段を座席とし読書、集会、講演会など多岐に活用します。

メディアセンター:中高で共有するメディアセンターは、東西の大階段および3階の調べ学習室につながる学びの丘の中心部分であり、図書閲覧のほか授業や様々な交流や活動の中心となります。

調べ学習室:開放的な学びの丘につながりながらも、防音等に配慮するとともに、勉強の合間に友達と休憩する場所を設けるなどリラックスしながら学習できる空間を創ります。

通学路:ジオアリーナバス待合所から新中学・高校昇降口に至る経路は、屋根付き通路および地下通路とし、雨や雪に影響されない通路とします。上部はバルコニーとなっています。

計画の詳細は「第3回勝山市立中学校再編準備委員会-議事録・資料」でご覧ください

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