■季節の変わり目に注意!なんとなく不調ではありませんか?
春は寒暖差や気圧の変化が大きく、生活環境も変わるためストレスがたまりやすい季節です。自律神経のバランスが乱れ、やる気が起きない、疲れやすいなど体調不良になることもあります。
自律神経は体温や呼吸の維持、食べ物の消化など、生命の維持に必要な機能を調整している神経です。体を動かしているときに働く交感神経と、リラックスしているときに働く副交感神経があり、バランスを取りながら全身を最適な状態に保っています。
◇朝食・昼食・夕食3食規則正しく食べましょう
食事をすると、消化のために副交感神経が働き、リラックスした状態になります。欠食すると、交感神経が働いたままになり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。規則正しく食べることで、生活リズムも整い、自律神経のバランスも整いやすくなります。
◇野菜を食べましょう
野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維など自律神経のバランスを整えるために役立つ栄養素が多く含まれています。今が旬の菜の花、春キャベツ、新たまねぎ、たけのこ、山菜などを食卓に取り入れましょう。
◇幸せホルモン「セロトニン」をとりましょう
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、気持ちを安定させる働きがあります。セロトニンの材料となる「トリプトファン」は体内で合成できないため、食べ物からとりましょう。豆腐などの大豆製品、肉や魚、乳製品、バナナ、ナッツ類に多く含まれています。
◇軽い運動をしましょう
適度な運動は、自律神経の調節機能を強め、ストレスを軽減する効果があります。ウオーキングやラジオ体操、ストレッチなど、じんわりと汗をかく程度の運動がおすすめです。夜遅い運動は、交感神経が活発になってしまうため避けましょう。
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