◆高校生たちが命の尊さ 語り継ぐ
11月3日 敦賀ムゼウム3周年記念イベント
人道の港敦賀ムゼウムがリニューアルオープンから3周年を迎えました。館内では、今夏にポーランド・リトアニアへ派遣された高校生による館内ガイドや企画展、敦賀高校創生部員が考案したボルシチ風スープ「ツルシチ」の販売などが催されました。館内ガイドを担当した丸谷亮仁(まるたにあきと)さんは「実際に現地に行ったことで、そこでしか分からない雰囲気や避難民の現状について具体的に説明の中に取り入れることができた。派遣前よりも言葉に重みを乗せて話すことができた」と話しました。また午後からは、国連UNHCR協会事務局長特命(渉外担当)の中村恵(なかむらめぐみ)氏による講演会が開催され、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。
◆地元農産物を提供して13周年
11月11日 敦賀市農産物直売所「ふるさと夢市場」13周年祭
地元の旬な農産物や加工品を提供している敦賀市農産物直売所「ふるさと夢市場」の13周年祭が開催されました。地元で採れた旬な野菜や、地元野菜などを使った弁当や惣菜を買い求めて、たくさんの来場者で賑わいました。特設テントでは、当日限定の丼物をはじめ、海産物の販売や今回初めての出店となる鯉すくいコーナー、キッチンカーが出店しました。敷地内の駐車場では特設ステージが設置され、すこっぷ三味線の演奏や琉球太鼓エイサーの演舞、恒例の餅まきなど、4年ぶりの開催を彩るイベントが催されました。
◆東浦みかんの収穫作業を実施
11月16日 東浦みかんプロジェクト
東浦小中学校の中学生11人が、地元の農園で東浦地区の特産である「東浦みかん」の収穫作業を行いました。東浦小中学校は、総合的な学習の時間の中で東浦地区の活性化を目指した地域への提案・参画を目的として「東浦みかんプロジェクト」を進めています。生徒たちは、はさみを使って丁寧に実を切り落とし、約1時間の作業で約300キロを収穫しました。12月8日には、敦賀駅交流施設オルパークで小学5、6年生が東浦みかんのPR販売活動を行い、来場者の手にも渡りました。毎年収穫している山中稜大(やまなかりょうた)さんは、「みずみずしさと酸味がよく合い、今年のみかんもおいしい」と話していました。
◆多様な性の尊重に向けて
11月23日 敦賀市パートナーシップ宣誓制度導入記念講演会
敦賀市では11月1日から「敦賀市パートナーシップ宣誓制度」を導入しており、制度導入を記念し「多様な性について知ることから始めよう」というテーマのもと、明治大学文学部心理社会学科准教授の佐々木掌子(ささきしょうこ)氏を講師として開催し、多くの方が参加しました。講演会では、多様な性や自分らしく生きることのできる社会などについてお話があり、佐々木氏は「性はグラデーション(多様)であり、二人として同じセクシュアリティ(性のあり方)を持つ人はいない。マジョリティ(多数派)もまた様々な濃淡のある多様な性の一員であることを多くの人に伝えてほしい」と呼びかけました。
◆環境保全の重要性を学んだ1日
11月25日 つるが環境フェア2023未来につなぐ自然資源(おたから)!なんでもあるで~つるがスキスキ
環境保全の重要性について理解を深めるため、市内企業や団体で構成する「つるが環境みらいネットワーク」主催で開催されました。会場のきらめきみなと館では、企業や団体による展示ブースや環境コンクールで入賞した作品の展示が行われました。特別展示では、プラスチックごみが漂着している現状が紹介された「つるがの海」と、金ケ崎から中池見とつながるルートに注目した「中池見湿地」が紹介されました。その他にも、特別講演会やパネルディスカッション、市内高校生によるスポGOMIイベントなどが催されました。
◆敦賀港拡張物流効率化へ
11月26日 敦賀港国際物流ターミナル供用式典
敦賀港鞠山南地区の国際物流ターミナルのうち、東側に拡張された岸壁と埠頭(ふとう)用地が供用開始となったことを受け、式典が催されました。敦賀港では、取扱貨物量の増加で手狭になっている鞠山北地区の混雑解消に向け、鞠山南地区の埠頭用地拡張が進められています。埠頭が拡張したことにより、積み替え作業などを集約することができ、作業の効率化につながります。式典には杉本知事や米澤市長を含む関係者が出席し、供用開始を祝いました。なお、今回供用が開始された岸壁と埠頭用地は、さらに東側へ拡張することが決定しており、令和9年度の完成を目指しています。
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