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自治体の皆さまへ

すこやか放送局 健康 ・ 福祉 ・ 子育てに関する情報をお知らせします。

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福井県美浜町

■げんげん運動 健康づくり活動を紹介します!
食事や運動に気を遣う、毎年健診を受ける等、健康づくりの取り組みは毎日元気に過ごすためにとても大切です。
今月号では、町内の企業と地区で取り組まれている健康づくり活動をご紹介します。

◆企業での取り組み
健康経営優良法人に認定されている(株)美浜モーターサービスセンター様

▽取り組み内容
・定期健康診断
・ラジオ体操(毎日の朝礼時)
・げんげん弁当(※)の注文
・近隣の野菜生産者から野菜を購入し、社員に配布
※げんげん弁当とは、主食・主菜・副菜が揃い、野菜たっぷり、塩分控えめの体に優しいお弁当です。町内10店舗で販売しています。

▽interview
(株)美浜モーターサービスセンター代表取締役 備前 淳さん
・健康づくりに取り組んでよかったことを教えてください。
社員の健康意識の向上が一番です。実際に社員にアンケートを行い、そのような結果が出ました。
・どのような成果が得られましたか。
健診をした際、特定保健指導対象者が減りましたし、残業時間も減りました。業績を確認しながら、決められた時間で仕事に集中し、生産性を上げることがとても重要だと感じています。
・会社として健康づくりに取り組むきっかけとなったできごとはありますか。
保険会社のセミナーを聞く中で「健康経営」について知り、会社として社員が健康であることの重要性を感じたことがきっかけです。

◆健康づくり推進員による取り組み
健康づくり推進員は、地域で健康づくりに取り組む人を増やすことを目的に活動しています。各地区に1名以上、全員で49名の方が地区の健康づくりのために活動しています。

▽令和5年度の活動内容
(1)塩分濃度測定
塩分濃度計を回覧し、ご家庭の汁物の塩分濃度を測定しました。(雲谷区、興道寺区、郷市区、山上区、松原区、早瀬区、木野区)
・感想
家の味噌汁の塩分が高いことが分かり、薄味を心がけようと思いました。
(2)運動教室
家庭でも実践できるヨガを行いました。(南市区)
(3)料理講習会
ポリ袋に食材を入れ、袋のまま湯煎するパッククッキングを行いました。(早瀬区)

お問い合わせ先:町健康福祉課(担当・繁田)
【電話】32-6704

■生活リズムを整えましょう
お母さんのおなかの中にいた赤ちゃんは、生まれてきて初めて太陽の光を浴び、地球のリズムを体験し、2~3カ月かけてゆっくりとそのリズムに適応していきます。そして、1~3歳頃は、昼夜の区別を身に付ける大切な時期となります。
乳幼児の睡眠には、「成長ホルモンの分泌を増やす」「記憶の整理と定着」「脳と体の疲労回復」等の重要な役割があります。理想的な睡眠時間は、午睡を含めて12~14時間といわれていますので、夜は10時間を目安に眠り、不足分は午睡で補うようにしましょう。
また、就寝時間が遅くなっても、毎朝一定の時間に起こすことが大切です。生活リズムを整えることはすぐには難しいですが、できることから少しずつ始めてみませんか。

▽生活リズムを整えるコツ
・毎朝同じ時間にカーテンを開け、お日様の光で目覚めるようにしましょう。
・朝は、授乳や離乳食等でしっかりと栄養をとり、日中はたくさん遊びましょう。
・午睡は、夜の睡眠の質をよくするためにも午後3時までには切り上げましょう。
・眠る時は暗く静かな環境を作りましょう。テレビやスマートフォン等、脳に刺激を与える光を出す電子機器は、寝る30分~1時間前には消すようにしましょう。

お問い合わせ先:町子ども・子育てサポートセンター(担当・濵野純子)
【電話】32-0192

■地域の見守りポイント~家族も支援の手が必要です~
介護を必要とする高齢者や認知症の方が増えています。介護を行う家族等の身体的・精神的な負担は大きく、それが原因で高齢者虐待や家族の心身の不調等につながる恐れがあります。
そのため、介護者への不安や負担の軽減と孤立防止を図ることが必要です。介護されている家族は、SOSを出せないこともあるので、周囲の方々が気づき地域包括支援センター等の適切な機関につなげたり、地域の皆さんによる声かけや見守りを行ったりして介護者を孤立させないことが大切です。

▽緊急性の高い項目(すぐに相談)
・高齢者(要介護者/介護者)の体に不自然なあざや傷がある
・家から怒声がする
・高齢者に会わせない
・介護者が疲れた様子である
・介護者が周囲に相談できる人がいなくて困っている様子である
・介護を必要とする人が何人もいる
・介護サービスを利用していない
・介護サービスを嫌がる

▽緊急性の低い項目(適宜相談)
・自宅がごみや物で散らかり、異臭がする
・介護者に仕事や心配事等があり、余裕がない
・介護者に病気や障がいがある
・介護者も高齢である
・介護者が近所付き合いをしないもしくはしなくなった

▽重要!!
介護者である家族が心身ともに疲労し、追い詰められた結果、自覚のないままに虐待をしたり、うつ状態になったりすることもあります。
介護者である家族を責めるのではなく、家族が安心して介護に関する悩みを相談できるような地域を目指していきましょう。

お問い合わせ先:町健康福祉課地域包括支援センター(担当・飯田)
【電話】32-6704

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