やりがいを感じながら働き、育児や介護、趣味や地域活動などプライベートも充実してバランスの取れた生活を推進している個人や企業・団体を「ワーク・ライフ・バランス賞」として表彰しています。今年度は個人2人、企業3社が受賞し、11月22日(水)に表彰式を開催しました。受賞された皆さんを紹介します。
■個人部門
◇赤尾裕(あかおゆう)さん
~家族と協力しながらいきいきと働く地域の女性に寄り添う美と健康のインストラクター!~
バレトン(※)のインストラクターとして活動しながら、自宅にネイルサロンを開業。働く時間と休みを自分で柔軟に決められる理想の働き方を叶え、家庭では子どもを含め家族全員で行う『共家事』を実践している。また、地区の子育て支援ネットワーク委員やCOSAPOのメンバーとして、地域の子育て支援にも積極的に関わり、若い感性で子育て中のママたちに寄り添いながら、地域の仲間と共に楽しんで活動している。
※ヨガ・バレエ・フィットネスの動きを組み合わせ、音楽に合わせて行う有酸素運動
◇楳原秀典(うめはらひでのり)さん
~大阪から移住!自分らしい生き方を見つけ活躍するイクメンパパ!~
仕事と家事・育児の両立に加え、うるしの里かわだまちづくり協議会の地域活動や「さばえ×遊び場プロジェクト」などの子育て支援活動にも積極的に取り組んでいる。仕事では環境教育事業の中心となって活躍する中、昨年の第2子誕生時には、勤務先のエコネットさばえで初めての育児休業を取得し、妻と共に2児の育児と家事に専念した。「仕事は仕事、暮らしは暮らし」ではなく、どちらも影響し合うことがローカルのよい面であるという考えを持ち、夫婦共に大阪からの移住者でありながら、持ち前の明るさと人当たりの良さで地域に馴染み、自分らしく充実した毎日を家族と共に送っている。
■企業・団体部門
◇株式会社江守情報 鯖江オフィス〔業務内容〕ソフトウェア販売、システム受託開発
~仕事とプライベートの両立支援!育児と介護への支援強化で前向きに働ける多彩な取り組みを導入!~
社員の生活スタイルに合わせ、パートと正社員との行き来が可能な短時間正社員制度(呼称…ファミリーシップ社員制度)や、朝7~11時の間で出勤時間が選択可能な時差出勤制度を導入。また、育児休業中も給与が休業前と同水準の手取額となるように支給し、安心して育休取得ができるよう支援するほか、5日連続で年休を取得した社員に最大5万円を支給し、連続休暇の取得を奨励するなど、独自の支援制度で働きやすい環境づくりを行っている。
◇クラシス株式会社〔業務内容〕木造建築資材の販売、木材プレカット加工、外壁サイディング工事
~生活スタイルに合わせた柔軟な働き方を!誰もが挑戦・活躍でき、いきいきと働ける職場!~
社員が長く働き続けられるよう、小学校低学年までの子育て社員を対象とした「朝の時短制度」や、社員や子どもの病気治療が必要な場合に働く場所や時間などを柔軟に決められる「フレンドリー雇用制度」を設けている。また、働きやすい職場環境の整備として昇降机の導入や女性専用の休憩スペースを設置するほか、SDGsへの取り組みの一環として「クラシスグループ健康経営宣言」を行うなど、いきいきと働ける職場環境への改善に努めている。
◇株式会社佐々木セルロイド工業所〔業務内容〕プラスチックメガネフレームおよびサングラス製造
~次世代の人材を育成し、多様な人材が活躍!社員全員が健康で安心して働ける職場環境づくり~
働き方改革推進のため、全従業員にタブレットを配布し、タイムカードや有給休暇申請などをデジタル化するなど、事務の効率化を図っている。また、ジョブローテーションによる多能工職人の育成に取り組むとともに、部署間でサポートし合える体制づくりを構築し、残業時間の削減、有給取得率の向上につなげているほか、障がい者・アルバイト・技能実習生などを積極的に雇用し、多様な人材が活躍できる体制づくりを行っている。さらに、独立志向者のための「独立支援コース」を独自に設け、自らブランドを立ち上げられる仕組みを構築するなど、眼鏡業界全体の底上げを目指して取り組んでいる。
問合先:ダイバーシティ推進・相談課
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