洪水や土砂災害の恐れがある区域や避難に関する情報をまとめた「ハザードマップ」。いざという時のために、避難先や避難方法、非常用持ち出し品・家庭用備蓄品、情報収集手段などを事前に確認しておきましょう。
※ハザードマップは5月の広報と一緒に全世帯へ配布しています。
※市ホームページでWeb版ハザードマップを公開しています。あわせて活用ください。
■自分や大切な人の命を守るために 災害対策は、事前の備えが大切です
◇危険な場所
川の近くなど、洪水時に危険となるような場所には印をつけておいて、その道は通らないようにしましょう。
◇自宅
あなたの自宅を書きましょう。
◇避難経路
指定避難所までの経路を書きましょう。
◇指定避難所
災害が起こった時に避難する場所をあらかじめチェックしておきましょう。
◇目印となる場所
公園など、避難経路上で目印となる場所を書きましょう。特に曲がり角には分かりやすい目印を書きましょう。
step.1 自宅周辺の災害リスクを知る
自宅周辺に浸水想定区域や土砂災害警戒区域などがあるか確認しましょう。
step.2 避難所・避難経路を確認する
ハザードマップで自分の行く避難所と、その経路を確認しましょう。
step.3 非常用持ち出し品を確認する
家族によって持ち出し品は変わります。
step.4 防災情報の入手方法を知る
市や県の正確な情報を確認しましょう。
▼家庭用備蓄品
・ホイッスル、防犯ベル
・食料
・飲料水
・粉ミルク、液体ミルク
家には常に3日分程度の食料、飲料水を準備しておきましょう。
■災害時、ペットは大丈夫?
災害発生時には、ペットもパニックになり、いつもと違う行動をとる可能性があります。避難所生活に適応できるように、日頃から必要なしつけと健康管理を行っておきましょう。そうすることで、避難所における他人への迷惑となる行動を防止するとともに、ペット自身のストレスを軽減することにつながります。
◇災害に備えたしつけと健康管理(例)
・各種ワクチンを接種する
・寄生虫を予防・駆除する
・不妊去勢手術を行う□ケージなどに入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく
・不必要に吠えない(鳴かない)ようにしつける
・人や他の動物を怖がらないように慣らしておく
・決められた場所で排泄ができるようにする
・シャンプーやトリミングにより身体を清潔に保つ
・「待て」「おいで」「お座り」などの基本的なしつけを行う
◇狂犬病予防接種
狂犬病は、犬だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳類が感染します。発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状が出てほぼ100%の確率で死亡する、極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症です。
飼い主は、飼い犬に対し年1回の狂犬病予防注射を受けさせる義務があります(狂犬病予防法)。
狂犬病予防のため、飼い犬に対し、かかりつけの動物病院などで予防注射を受けさせましょう。
◇ペット用の備蓄品の確保
避難先でペットの飼育に必要なものは、基本的に飼い主が用意する必要があります。避難所にペット用の救援物資が届くまでには時間がかかることがあるため、備蓄品は少なくとも3日分(できれば7日分以上)用意しておきましょう。
◇ペット同伴避難所
ペットと一緒に避難生活を送ることができます。ためらわず、避難しましょう。
・旧山川南部小学校(体育館)
みやま市山川町重富121
・旧岩田小学校(体育館)
みやま市高田町原1041
[ペット同伴避難所の備蓄品]
・ケージ ・レジ袋 ・ペットシート ・毛布
・備蓄用飲料水 ・おそうじシート
・ブルーシート ・ペーパータオル
※数に限りがあります。基本は各自お持ちください。
■福岡県防災士養成研修・試験(筑後ブロック)
阪神・淡路大震災では、家屋などの下敷きとなった人々の約8割が家族や近隣住民から救助されています。一人ひとりが、防災・減災の知識や技能を身に付け、協力しあって被害を最小限に食い止め、地域全体が生き延びることが重要です。その地域防災の担い手となるのが「防災士」。市では、「福岡県防災士養成研修・試験」を受ける皆さんへ、受講費などの補助を行っています。詳しくは、市防災対策室に問い合わせください。
日程:11月9日(土)、10日(日)
申込期限:7月19日(金)
場所:久留米市三潴生涯学習センター
申込先:市防災対策室
【電話】64-1502
問合せ:総務課 防災対策室
【電話】64-1502
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