■災害に備えるQ and A
もしもに備えて、非常持出袋や土のうなど、日頃から準備することが大切です。「避難指示」が出た場合は、安全な場所に速やかに避難しましょう。
◆Q:避難所ってどこ?
市は、災害発生の恐れがある場合に、小学校や校区コミュニティセンター、公共施設などを避難所にします。水害や台風で開設場所が違います。避難所の場所や道順を確認しておきましょう。
◆Q:避難所で自分の意思をどう伝えたらいい?
避難所には「コミュニケーションボード」や筆談用ノートを用意しています。体の不調や欲しいもの、必要な配慮などを伝えることができます。分からない点があれば、遠慮なくスタッフに伝えてください。
◆Q:避難所に行けない場合はどうしたらいい?
ホテルや友人・親戚宅への避難など、普段から行き先を決めておきましょう。逃げ遅れて周りが浸水した時は、自宅2階に避難したり、土砂災害の危険がある場合は、崖と反対側に身を寄せたりしてください。
◆Q:ペットがいても避難所に行ける?
避難情報を出した時に、ペットが同伴できる避難所も開設します。ケージに入らない大型動物や特定動物(危険な動物)は受け入れできません。ケージやペットフードなどを持参し、排せつ物は自分で処理してください。
◆Q:避難に必要なものは?
もしもに備えて、非常持出袋や土のうなど、日頃から準備することが大切です。定期的に非常食を食べて、消費した分を買い足し、備蓄するローリングストック法も効果的です。
《用意しておきたいもの》
・ポータブルトイレ
・生理用品
・缶詰・レトルト食品
・救急用品
・飲料水
・懐中電灯
・ラジオ
・電池
・携帯用バッテリー
・着替え
◇家族に合わせて備えを追加
例:
・赤ちゃん用のオムツ・ミルク
・アレルギー対応の食べ物
・持病用の薬
◆Q:土のうはもらえる?
家屋の浸水被害を防ぐには、玄関などに土のうを置くのが効果的です。市民の皆さんが誰でも自由に使える土のうを各校区のコミュニティセンターなどに準備しています。数に限りがあるので、必要最小限の数を利用してください。
◆自宅や事業所から油が流出しないよう、事前に固定を
水害時や災害後の後片付けに伴う油類の流出事故が発生しています。油が水路や河川に流れると、環境に大きな影響を与えます。事故後の補償や処理費用は原因者の負担です。
油が入ったタンクなどが流出・転倒しないよう固定したり、栓の締め忘れがないか点検しましょう。片付ける際は、水路や河川に流さず、業者に依頼するか、古布で吸い取り燃やせるごみとして出してください。
問い合わせ先:環境保全課
【電話】0942-30-9043
【FAX】0942-30-9715
◎避難の疑問を動画で確認
※QRコードは本紙P.6をご覧ください。
問い合わせ先:防災対策課
【電話】0942-30-9074
【FAX】0942-30-9712
■被災したときのQ and A
久留米市は、被災した人が以前の生活を取り戻せるよう、さまざまな支援を行います。手続きや申請に必要な書類など、問い合わせ先か「支援先一覧」で確認してください。
◆Q:片付けで気を付けることは?
家屋が浸水すると、細菌やカビが繁殖し、感染症のリスクが高まります。対策には清掃と乾燥が重要。清掃時に土ほこりを吸い込んだり、傷口から菌が入ったりして感染症を引き起こす場合があるので注意を。
◇対策
・ヘルメットや帽子を着用
・土ほこりが目や口に入らないように、ゴーグルやマスクを着用
・長袖や長ズボンなど肌が出ない服装
・けがをしたときは、傷口を流水で洗って医師に相談
問い合わせ先:保健予防課
【電話】0942-30-9730
【FAX】0942-30-9833
◆Q:床下は消毒が必要?
国は、感染症予防には浸水した家屋の清掃と乾燥が重要で、床下の消毒は原則不要としています。市も国の見解に基づき、床下消毒は行いません。清掃や床下の水抜き用に排水ポンプを貸し出します。
問い合わせ先:環境保全課
【電話】0942-30-9043
【FAX】0942-30-9715
◆Q:ボランティアは頼める?
自然災害で一定規模以上の被害が起きた場合、「災害ボランティアセンター」を開設。被災し、復旧作業が困難な人を支援します。センターの職員が状況を確認し、ボランティアがごみや家具の搬出、泥出しなどを手伝います。
問い合わせ先:市社会福祉協議会
【電話】0942-34-3035
【FAX】0942-34-3090
◎支援策一覧
・詳しくはこちら
※QRコードは本紙P.7をご覧ください。
問い合わせ先:市民文化部総務
【電話】0942-30-9814
【FAX】0942-30-9714
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