■足立美術館所蔵
横山大観展
4/6(土)→ 5/19(日)
横山大観《紅葉》(左隻・部分)昭和6年(1931年) 円熟期の豪華絢爛な大作
《無我》明治30年(1897年) 出世作となった、初期の代表作
《曳船》明治34年(1901年) 朦朧体の傑作
《夏之不二》大正9年(1920年) 生涯をかけて、描き続けた富士山
北九州市立美術館
【電話】093-882-7777
戸畑区西鞘ケ谷町21-1 [MAP]
開所時間:9時30分~17時30分(入館は17時まで)
休所日:月曜日(祝・休日のときは開館し翌日が休館)
費用:横山大観展やコレクション展(常設展)の観覧料など詳細は問い合わせかホームページをご覧ください。
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■市長からのメッセージ
北九州市長
武内 和久
美術館は、昭和49年(1974年)に西日本で初めての本格的な公立美術館として開館しました。「丘の上の双眼鏡」とも呼ばれる個性的な建物は、建築家・磯崎新氏の設計として広く知られており、開館以来、1200万人を超える方にご来館いただいています。開館から半世紀を迎える今年、九州では18年ぶりとなる日本画の巨匠・横山大観の展覧会など、さまざまな企画を実施します。ぜひお楽しみください。
美術館は、国内外に誇れる北九州市の財産です。これからも、市民の生活に潤いと心の豊かさを創出し、地域とともに成長する美術館を目指していきます。
■館長インタビュー
次の50年も、「丘の上の双眼鏡」からまちと市民とアートの未来を見つめます。
美術館を初めて訪れた人は、まず空に向かって2本の筒(チューブ)が突き出た独特の外観に驚かされることでしょう。カテドラル(聖堂)をイメージして設計されたエントランスなども含め、当館は世界的建築家・磯崎新氏の初期代表作として、公共建築百選にも選ばれています。
また、日本の美術館として初めてボランティア制度を導入し、小・中学生を対象とした多彩なワークショップや、親子でアートに触れるキッズ&ユース・デーを開催するなど、市民に開かれた美術館を目指す姿勢も、当館の大きな特徴の一つです。
開館50周年を迎える今年は、「足立美術館所蔵 横山大観展」をはじめ、約8000点に上る収蔵作品からえりすぐった「あの時、この場所で。展」、津和野町立安野光雅美術館コレクションなど、魅力的なプログラムを用意しています。美術館は、芸術鑑賞はもちろん、建築や食事など、さまざまな楽しみ方ができます。この機会にぜひ、多くの方に足を運んでいただきたいと思います。
美術館 後小路 雅弘 館長
▽浮世絵
歌川広重「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」。葛飾北斎、歌川国芳など、浮世絵コレクションは約1300点に上る。
▽印象派
エドガー・ドガ「マネとマネ夫人像」。開館当初から市民に親しまれてきた、当館の代名詞ともいうべき収蔵作品。このほかにも、モネやルノワールなどの印象派、絵画や版画を中心とした20世紀美術を豊富に所蔵。
▽彫刻
現代日本を代表する彫刻家・三沢厚彦の「Animal 2016-01」。館内には数々の彫刻作品も。
▽カフェ・ミュゼ
一息つきたくなったら、館内のカフェ「カフェ・ミュゼ」へ。パスタランチやランチプレートのほか、企画展に合わせた特別メニューも用意。カフェラテとデザートプレートの組み合わせも人気。
■記念行事
▽夜間特別開館
4月13日(土) 17時30分~20時
▽開館50周年記念演奏会
4月13日(土)18~18時30分
出演者:NPO法人和楽啓明
場所:エントランスホール
■開館50周年記念 企画展
▽津和野町立安野光雅美術館コレクション
安野先生のふしぎな学校
7月6日(土)~8月25日(日)
安野光雅「ふしぎなのり」『はじめてであうすうがくの絵本1』より
1982年 (C)空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館
▽あの時、この場所で。
―コレクションの半世紀―
9月7日(土)~11月10日(日)
▽磯崎新の原点
九州における1960-70年代の仕事
令和7年1月4日(土)~3月16日(日)
※それぞれの企画展の詳細が決まり次第、市政だよりなどでお知らせします。
■友の会のご案内
▽「一般・ペア・特別」会員制度
展覧会の観覧料の割引を主とした大変お得な制度です。
▽美術館パートナーズ
展覧会の招待券の進呈や、エントランスでのご芳名の紹介を行います。 申し込みなど詳細は問い合わせを。
この特集に関するお問い合わせ:北九州市立美術館
【電話】093-882-7777
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